七木奏音・今村美歩らが紡ぐ女性たちの物語、悪童会議「見よ、飛行機の高く飛べるを」開幕

悪童会議 第3回公演「見よ、飛行機の高く飛べるを」が昨日5月21日に東京のこくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロで開幕した。

本公演は、演出家の茅野イサムとプロデューサーの中山晴喜による演劇ユニット・悪童会議の第3回公演。永井愛作「見よ、飛行機の高く飛べるを」を茅野が演出する。劇中では、1911年の愛知県にある女子師範学校を舞台に、十代の少女たちの挑戦が描かれる。

平塚らいてうら女性のみによる雑誌「青鞜」が創刊され、女性の生き方に少しずつ新しい風が吹き始めていた時代。優等生の光島延ぶ（七木奏音）は、“新しい女性”に憧れている杉坂初江（今村美歩）の「女子もまた、飛ばなくっちゃならんのです」という言葉に心を動かされ、2人で回覧雑誌「バード・ウィメン」の発行を計画するが……。

出演者には七木、今村のほか、美花、夏目愛海、MIO、佐藤美輝、川原琴響、松本むち、木原瑠生、千葉雅子、砂田桃子、ザンヨウコ、新原武、柳下大、唐橋充、俵木藤汰が名を連ねた。上演時間は休憩含む約3時間。公演は5月25日まで。なお、25日公演では映像配信が実施される。