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新国立劇場フルオーディション企画「エンドゲーム」に近江谷太朗・佐藤直子・田中英樹・中山求一郎

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ナタリー

左から近江谷太朗、佐藤直子、田中英樹、中山求一郎。

新国立劇場のフルオーディション企画第8弾「エンドゲーム」に、近江谷太朗、佐藤直子、田中英樹、中山求一郎が出演する。

本公演では、サミュエル・ベケット「エンドゲーム」が、岡室美奈子による翻訳翻訳、新国立劇場の演劇芸術監督・小川絵梨子による演出で立ち上げられる。作中では、“終末的な状況下”で閉じ込められた4人の登場人物の、繰り返される日常を描いた不条理劇が展開。オーディションの参加者募集は今年3月にスタートし、1016通の応募から近江谷らが選ばれた。

なお本作は新国立劇場の演劇芸術監督・小川絵梨子にとって、任期最後のフルオーディション企画となる。今回でひと段落を迎えるこの企画について小川は「どなたでもご興味を持ってくださった方が参加できるオーディションの場を増やしたいという思いと共に、実験的な取り組みとして始まった本企画を、こうして長く続けてこられたのは、関心を寄せてくださり、ご応募くださった方々、そして温かく見守ってくださった多くの方々のおかげに他なりません。あらためまして、心より御礼申し上げます」と語り、「私の任期最後のフルオーディション作品となりました舞台『エンドゲーム』を、どうぞ楽しみにしていただけましたら幸いです」とコメントした。

公演は来年5月に、東京・新国立劇場 小劇場にて。日程の詳細は続報を待とう。またチケットの一般販売は、来年3月20日にスタートする。

小川絵梨子コメント

このたびのフルオーディションでのキャスティングが決定いたしました。

オーディションにご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

お一人おひとりが、ご自身の声と身体を通して立ち上げてくださった表現に、幾度となく心を動かされ、また教えていただいたことがたくさんありました。限られた時間ではありましたが、そのひとつひとつの瞬間に立ち会わせていただけたこと、そして皆さまと出会えたことを、心から幸せに、ありがたく思っております。

このフルオーディション企画は2018年にスタートし、今回で8年目を迎えました。

どなたでもご興味を持ってくださった方が参加できるオーディションの場を増やしたいという思いと共に、実験的な取り組みとして始まった本企画を、こうして長く続けてこられたのは、関心を寄せてくださり、ご応募くださった方々、そして温かく見守ってくださった多くの方々のおかげに他なりません。あらためまして、心より御礼申し上げます。

毎回、本当に多くの魅力的な方々と出会うことができ、その中から一組を選ぶことは、大きな喜びであると同時に、常に悩ましく、難しい時間でもありました。

いただいたご縁や出会いのひとつひとつが、私たちにとってかけがえのない時間であり、これからの創作を照らす灯となっております。

このフルオーディション企画は今回で一区切りを迎えますが、ご参加くださった皆さまとのご縁が、本劇場はもちろん、どこか別の場所や未来の作品のなかで、また新たなかたちで結ばれていくことを、心から願っております。

私の任期最後のフルオーディション作品となりました舞台「エンドゲーム」を、どうぞ楽しみにしていただけましたら幸いです。

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