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キルハトッテ「チョコレイト」開幕、少女マンガにより植え付けられたもの解きほぐす

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キルハトッテvol.5「チョコレイト」より。(撮影:星ヒナコ)

キルハトッテvol.5「チョコレイト」が去る5月21日に東京・小劇場楽園にて開幕した。

キルハトッテは劇作家・演出家の山本真生と俳優の吉沢菜央による創作ユニット。旗揚げ以来、“家族”や“生き方の選択”をテーマに作品を発表しており、新作「チョコレイト」ではバレンタインデーを舞台に、結婚を目前に控え、パートナーとの関係性に悩んでいる主人公した物語が展開する。

作・演出を手がける山本は、開幕に際し、「私は少女漫画が大好きです。小学生の頃は自分で漫画を描いて雑誌『ちゃお』へ投稿していたりしました。少女漫画はたくさんの大切なことを私に教えてくれました。だけど、少女漫画に植え付けられてしまったものもたくさんあるような気がします。特に『ロマンチック・ラブ・イデオロギー』(恋愛によって結ばれた者同士が結婚して家族を築くべきだとする社会的・文化的な考え方)は大きなものでした。しかし、こういった無意識下に植え付けられたものを解きほぐすことができるのも『物語』の役割であると私は思っています。今回はそのようなお話です! どうぞ、よろしくお願い致します!」とコメントした。

上演時間は約1時間30分。公演は明日5月25日まで。

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