素顔は意外とずぼら?「怪盗クイーン」大和悠河・加藤和樹・Cocomiが共感
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「怪盗クイーンの優雅な休暇」大阪舞台挨拶にて、左からCocomi、大和悠河、加藤和樹
劇場アニメ「怪盗クイーンの優雅な休暇」の公開記念舞台挨拶が、本日5月25日に大阪のT・ジョイ梅田で行われ、クイーン役の大和悠河、ジョーカー役の加藤和樹、イルマ姫役のCocomiが登壇した。
5月23日に公開初日を迎えた本作は、はやみねかおるの小説「怪盗クイーン」シリーズをもとにしたアニメーション映画の第2弾。性別・年齢・国籍不明の怪盗クイーンが、過去に因縁のあるサッチモの挑戦状を受け、豪華客船に乗り込むさまが描かれる。
それぞれ役柄をイメージした衣装で現れた3人。「キャラクターとの共通点は?」という質問に、大和が「クイーンとはだらしない部分が似てますね(笑)」と答えると、加藤から「なんでも完璧にササッとしそうなのに」と驚きの声が上がる。「それがいいところで、意外とそう見られがちなんだけど、実は最後に焦るタイプです(笑)」と打ち明ける大和と同様、加藤自身もギリギリになってから締め切りに気付くことがあるそう。さらにCocomiも「アンケートとか宿題とか……ちゃんと(締め切りまでに)出せたことのほうが少ないかもしれない」と言って会場を驚かせ、3人ともが自由奔放なクイーンに共鳴する一幕となった。
アフレコ時のエピソードトークでは、加藤がCocomiとの掛け合いについて「めちゃくちゃ楽しかった。本編のイルマ姫と同様にアフレコの中でどんどん成長していく。最後には堂々としていて今回のイルマにぴったりだと感じました」と称賛。これにCocomiは「うれしいような、照れるような……ありがとうございます」と照れた表情を見せる。さらに、アニメ好きなCocomiは「アフレコ初日に憧れの諏訪部順一さんとご一緒し、小声で練習するのを隣で聞いていたら思考が停止してしまいました」と感激を振り返った。
最後にCocomiは「原作が出版されたのが22年前。私と1歳違いなんです。今の子供たちにも観てほしいです」、加藤は「まだ原作シリーズは続いているということで、はやみね先生も素晴らしい物語を書いていかれることと思われます。我々もその夢に乗っかって、この夢の続きが見られたら」と期待を込める。大和は「自分の大好きなキャラクターたちがアニメになって動き出すのは夢がありますし、この作品のアニメ化が続けていくように、周りの方にもぜひ広めていただきたい」と呼びかけた。
池田重隆の監督作「怪盗クイーンの優雅な休暇」は全国で上映中。
©︎はやみねかおる・K2商会・講談社/「怪盗クイーン」製作委員会