貫地谷しほり、戸塚純貴、眞島秀和ら、玉木宏主演ドラマ『スパイラル』出演へ
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テレビ東京系にて4月15日22時より放送がスタートする、ドラマBiz『スパイラル~町工場の奇跡~』の追加キャストが発表された。
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本作は、累計260万部を超える真山仁のベストセラー『ハゲタカ』シリーズのスピンオフ作品『ハゲタカ4.5/スパイラル』を連続ドラマ化した、“中小企業の再生”がテーマの社会派エンターテインメント。テレビ東京連続ドラマ初主演の玉木宏を主演に迎え、エリート銀行員から経営難に陥った企業の再生を手がける企業再生家に転身した主人公・芝野健夫の姿を描く。
今回追加キャストとして発表されたのは、貫地谷しほり、戸塚純貴、福士誠治、野波麻帆、平泉成、眞島秀和、國村隼ら。玉木演じる芝野が再生に奔走する町工場マジテック社長の娘・藤村浅子役に貫地谷が決定。今回、ヒロインとしてテレビ東京の連続ドラマに初出演する。また、浅子の弟・藤村望役で戸塚、アメリカで最先端のロボット研究に取り組む久万田五郎役で福士、難病の娘を抱えマジテックのサポートを受ける正木奈津美役で野波、主人公・芝野の元同僚で最大の敵となる村尾浩一役で眞島、天才的な発明家であり、通称“博士” と呼ばれるマジテック社長・藤村登喜男役で平泉、その博士の右腕でマジテックの工場主任・桶本修役で國村が出演する。そのほか、前原滉、渡辺邦斗、水沢エレナ、島丈明、遠山俊也、長谷川純、星田英利、小野武彦などドラマを盛り上げる共演者に実力派キャストが集結した。
■キャストコメント
●貫地谷しほり(藤村浅子役)
とても読み応えがあり、展開にドキドキして一気に引き込まれました。
(テレビ東京で)単発の作品には出させていただきましたが、連続ドラマは初めてで、近年たくさんの面白いドラマを送り出しているテレビ東京の作品に出られる事を光栄に思います。浅子は、温かい人達に囲まれて育ち、とても素直で明るい人だと思いました。私は下町で生まれ育ったので、ドラマの中の地域の連携や雰囲気はなんとなく分かるような気がします。弟役の戸塚さんともガッツリお芝居をさせていただくのは初めてですが既に家族として、しっくりきていますし、玉木さんはとてもドシっとしている方で、こっちの多少の揺れなどものともしない頼れる座長です。今回も安心して現場に入れる信頼感でいっぱいです。何が起きても負けない強さ、人間の逞しさ、正義とは何か、是非ご覧ください!
●戸塚純貴(藤村望役)
僕自身、経済についてあまり触れる機会が少なく、知識もあまりなかったのですが、魅力的な登場人物たちに引き込まれて一気に原作を読みました。
今回お話を頂き、人間ドラマが凄く濃いという印象を受け、望としてのバックボーンや人生観とちゃんと向き合わないといけない、演じる上での大きな責任を感じました。望は、自分の行先に迷っていて、天才発明家である父へ葛藤を抱えながら生きてる人間ですが、父を尊敬していて父のような発明家になりたいと思ったこともあります。知らないことが沢山あり、周りの状況や見ているもの関わる人間で人生がすぐに変わる影響を受けやすい年齢でもあると思うので、今回はそういう若さや葛藤、迷いから成長していく姿と、台本から自分が感じたことを、皆さんに見ていただきたいです。
一話見たら最終回まで見逃せなくなる内容が詰まっているので、是非最後まで楽しんでいただけたらと思います。
●野波麻帆(正木奈津美役)
テレビ東京さんの連続ドラマでは『新宿セブン』以来なのですが、同じプロデューサーさんでとても信頼しているので安心して作品に入れる喜びがあります。溢れる情熱とたくさんの愛に涙を拭いながら一気に入り込み、読ませて頂きました。この世界に生きる一人として参加出来る事を光栄に思います。私自身、二児の母なので、難病を抱える娘の母親役は色んな想いが渦巻きます。その瞬間溢れる気持ちを大事に、娘役の宝辺花帆美ちゃんと心通わせながら親子の関係を作っていけたらと思います。玉木さんは15年以上前に映画で共演して以来、貫地谷さんも映画でご一緒して9年ぶりで、久しぶりに現場で会える事をとても楽しみにしています!観て下さる方たちが明日を生きる力が湧いたり、大切な何かを思い出したり、心動く何かに出会えますように!
●眞島秀和(村尾浩一役)
この作品は日本のモノ作りの基本的なところを支えている人たちの話なので、出演の話をいただいて嬉しかったですし、演じるのが楽しみですね。玉木さんとは何年か前、1シーンだけ兄弟の役を演らせていただいたのですが、その時に凛々しくて真っ直ぐで強い男性というイメージを持ちました。だから、またご一緒できるのはもちろん、今回は敵対する役どころでもあるので、それも含めて楽しみです。既に村尾への愛着もあります。プロデューサーからは「村尾は悪い人です」と説明を受けたのですが、自分ではそんなに悪い人だとは思っていません。もともといた銀行でも忠実に業務をやっていた人ですし。立ち位置的には悪役ですけど、彼の人間臭い人物像を上手く演じることができれば・・・、それがドラマのアクセントになるよう自分の務めを果たしたいと思います。
●國村隼(桶本修役)
この作品は、いわゆるハゲタカファンドと落ち目の町工場がどう渡り合っていけるのかという物語です。もともと私は機械が好きでエンジニアには子供の頃から憧れていました。ところが不思議なくらい、一度もエンジニアや技術者の役を演じる機会がなかったんです。そんなわけで、今作品の桶本役をとても楽しみにしています。今の日本は勝ち組負け組の二極化が進み、負けてしまうともう上がって来られない、そんな雰囲気もあるように思いますが、作品の舞台となっているような小さな町工場が、ある時自分たちが持っている“技術”で、まるでオセロゲームのように逆転していく。是非ドラマの中から真実を探して、そんな痛快さを一緒に楽しんで頂きたいと思っています。
(リアルサウンド編集部)