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香港映画「年少日記」ロー・ジャンイップが語る主人公の特別な点とは

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「年少日記」新場面写真

香港映画「年少日記」より、主演を務めたロー・ジャンイップ(盧鎮業)のインタビュー映像がYouTubeで公開。新たな場面写真3点も到着した。

第60回金馬奨で観客賞と最優秀新人監督賞を受賞した本作は、高校教師チェンの幼少期の記憶を紐解きながら、香港の苛烈な競争社会において子供が受けるプレッシャーや家庭内暴力などの痛切な現実を描く物語。ある日、チェンの勤める学校で名前の書いていない遺書が見つかる。そこには「私はどうでもいい存在だ」という一文が記されていた。チェンは遺書を書いた生徒を捜索するうちに、厳格な父のもとで“出来の悪い兄”として疎外感を抱きながら育ったつらい記憶と向き合っていく。

映像の中でロー・ジャンイップは自身が演じるチェンについて「実は彼はとても不幸な家庭環境で育ったんだ。だから生徒の心情を特に気にして案じている。自分と同じような心の傷を生徒が負うのを恐れているんだ」と語る。そして「この役の特別な点は、彼自身、多くの問題や悩みを抱えているのに、“自分は人を励ませる”と示す必要があることだ」と伝えた。

「年少日記」は6月6日に東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開。「SPL 狼たちの処刑台」の脚本を手がけたニック・チェク(卓亦謙)の監督デビュー作で、彼が脚本・編集も担った。

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