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「教皇選挙」興収10億突破!初動110館以下の洋画実写では「最強のふたり」以来13年ぶり

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ナタリー

「教皇選挙」場面写真

レイフ・ファインズが主演を務める映画「教皇選挙」の興行収入が10億円を突破した。

「西部戦線異状なし」のエドワード・ベルガーが監督した同作は、14億人以上の信徒を有するカトリック教会の最高指導者にしてバチカン市国の元首であるローマ教皇を決める教皇選挙(コンクラーベ)を題材にした物語。選挙を執り仕切るローレンス枢機卿をファインズが演じ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニらもキャストに名を連ねた。第97回アカデミー賞では脚色賞に輝いている。

3月20日に全国106館で封切られた本作は、初日からの週末4日間で累計128回が満席となり、週末映画ランキングにも8週連続ランクイン。今月上旬には実際にコンクラーベが執り行われるなど、現実世界とのシンクロも重なり動員を伸ばし続けた。5月25日までの67日間で動員累計71万1381人、興収累計10億2309万6146円を記録している。

なお2005年以降の20年間において、初動110館以下の先行上映を除く洋画実写で興収10億円を突破したのは「教皇選挙」のほか「最強のふたり」「英国王のスピーチ」の2作品のみ。このたび2012年に日本公開された「最強のふたり」から13年ぶりの快挙となり、配給のキノフィルムズとしても洋画で興収10億円を突破したのは初となる。現在は205館で公開されており、この後も30館以上での上映を控えている。

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