桜田ひより主演「この夏の星を見る」予告編、ヨルシカsuisの歌声が彩る
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映画「この夏の星を見る」チラシビジュアル
辻村深月の青春小説を映画化し、桜田ひよりが主演を務めた「この夏の星を見る」のメインビジュアルが到着。あわせて予告編がYouTubeで公開された。
本作では、新型コロナウイルスが蔓延した2020年を舞台に、リモート会議を駆使して同時に天体観測をする競技「オンラインスターキャッチコンテスト」に挑む全国の中高生の姿が描かれる。桜田が茨城県立砂浦第三高校の天文部に所属する溪本亜紗、水沢林太郎が亜紗と同じ天文部の飯塚凛久、中野有紗が長崎・五島の泉水高校吹奏楽部に所属する佐々野円華を演じた。黒川想矢、早瀬憩、星乃あんな、、中原果南、工藤遥、小林涼子、上川周作、朝倉あき、堀田茜、近藤芳正、岡部たかしらもキャストに名を連ねる。
メインビジュアルには「2020年、あの時を生きた君たちへ」というコピーとともに、月のような円形の中で亜紗が望遠鏡をのぞく姿が捉えられた。またサブビジュアルには、心象風景を映し出すカットがデザインされ、星空の下で繰り広げられる青春群像劇の世界観が表現されている。
予告編はYouTubeで公開中。コロナ禍の不安や戸惑いを感じさせながらも、主人公たちの前向きな表情や躍動感が未来への希望を感じさせる内容に仕上がった。コロナ禍の東京の静かな街、茨城の美しい桜並木、五島の雄大な自然という3つの舞台それぞれの場面も映し出される。
予告編にも使用されている主題歌「灯星(ともしぼし)」は、映画の音楽を手がけたharuka nakamuraが作詞・作曲、そしてヨルシカのボーカル・suis from ヨルシカが歌を担当した。haruka nakamuraは「御守りのようなうたです。歌詞についても、原作の辻村深月先生のメッセージを大切に想って書かせて頂きました」とコメント。suisは「私も星を見上げるのは日課なので、日常的な感情ではありますが、同じ星を見る気持ちで作品に寄り添う歌が歌えればと思いました」と振り返っている。
「この夏の星を見る」は7月4日に全国で公開。山元環が監督を務め、ドラマ「ケの日のケケケ」の森野マッシュが脚本を執筆した。
haruka nakamura コメント
suisさんの歌声はとても儚く、でも芯のある美しさをお持ちですよね。今回がはじめましてでしたが、このコラボレーションは相乗効果となる予感がしていました。
主題歌「灯星」が流れてくることで、作品として光を灯すような希望が持てる。夕暮れにひとつの星が登ってくるような、そこまで駆け抜けていける。御守りのようなうたです。
歌詞についても、原作の辻村深月先生のメッセージを大切に想って書かせて頂きました。
suis from ヨルシカ コメント
私も星を見上げるのは日課なので、日常的な感情ではありますが、同じ星を見る気持ちで作品に寄り添う歌が歌えればと思いました。自分なりにどう表現できるかというプレッシャーも感じつつ、haruka nakamuraさんの世界を作る力に身を委ね、楽曲の世界に没入させていただきました。
©2025「この夏の星を見る」製作委員会