タイ映画「バッド・ジーニアス」のリメイク版が公開、オリジナルとは異なる結末に
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「BAD GENIUS/バッド・ジーニアス」日本版ポスタービジュアル
タイ映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」をハリウッドリメイクした「Bad Genius」が、ギャガ配給のもと「BAD GENIUS/バッド・ジーニアス」の邦題で7月11日より東京・新宿バルト9ほか全国にて公開される。
ナタウット・プーンピリヤが監督を務めた「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」は、2017年にタイ国内映画の年間興行収入第1位を記録したクライムエンタテインメント。第94回アカデミー賞で作品賞を受賞した「コーダ あいのうた」のスタッフ陣が贈るリメイク版では、貧しい家庭で育った天才少女・リンを主人公に、オリジナルとは異なる結末が描かれる。
全科目で学年トップの成績を収めるリンは、名門高校に特待生として迎え入れられる。ある日の試験中、彼女は親友のグレースを救うために奇想天外な方法で答えを教え、好成績を取らせてしまう。そんなリンの才能に目を付けたグレースの恋人で富豪弁護士の息子パットは、学校の劣等生たちを救済する“危険なビジネス”を持ち掛けてくる。しかしそれは、世界を股にかける前代未聞のカンニング計画の始まりだった。
リンを演じるのは、スティーヴン・ソダーバーグ監督作「プレゼンス 存在」のカリーナ・リャン。また努力型の秀才でリンの相棒となるバンク役にジャバリ・バンクス、ランドリーを営むリンの父・モウ役に「ドクター・ストレンジ」「アベンジャーズ」シリーズのベネディクト・ウォン、そしてグレース役にテイラー・ヒックソン、パット役にサミュエル・ブラウンが扮する。監督は「ルース・エドガー」の原作戯曲とシナリオを手がけたJ・C・リー。「ルース・エドガー」「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のジュリアス・オナーも脚本を執筆した。製作には「コーダ あいのうた」を手がけたプロデューサー、パトリック・ワックスバーガーらが名を連ねている。
YouTubeでは予告編が公開中だ。
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