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阿部寛主演ドラマ『下町ロケット』続編、10月放送決定 立川談春や安田顕ら佃製作所メンバー続投も

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リアルサウンド

 池井戸潤の同名小説を阿部寛主演でドラマ化した『下町ロケット』の続編が、TBSの10月期日曜劇場枠で放送されることが決定した。

参考:『空飛ぶタイヤ』に見る、池井戸潤実写化作品の変化 『半沢直樹』以降のアプローチを読む

 原作は、第145回直木三十五賞を受賞した池井戸の小説『下町ロケット』シリーズの第3弾『下町ロケット ゴースト』。特許侵害訴訟、ロケットエンジン用バルブシステム開発、人工心臓弁ガウディ計画など、度重なる困難を社員が力を合わせて切り抜けてきた町工場「佃製作所」が、またしても予期せぬトラブルにより窮地に陥っていく。今や佃製作所の主力商品となっているロケットエンジン用バルブシステムの納入先である帝国重工の業績悪化、主要取引先からの非情な通告、そして、番頭・殿村に訪れた危機が描かれる。

 前作に引き続き阿部が、主人公の佃航平役で主演を務める。開発にかける熱い思いと諦めない姿勢で社員を引っ張り、社内外から慕われる社長という役どころだ。さらに、殿村直弘役の立川談春、山崎光彦役の安田顕をはじめ、和田聰宏、今野浩喜、中本賢、谷田歩ら佃製作所のメンバーの出演も決定した。

【阿部寛 コメント】
ご好評いただきました前作から3年、引き続き佃航平を演じさせていただくこととなりました。夢の実現と人々の幸せを必死にもがきながら追い求めてきた佃ですが、今作も難題に直面し、それを乗り越えようともがき苦しむ中から新たな理想と追い求めるべき夢を見つけ出します。会社の経営者として、社員たちの生活を守るのも当然ですが、自らの夢を社員だけでは無く、全ての仲間たちと共に全力で挑戦する等身大の佃航平を演じさせていただこうと思います。是非、楽しみにしていただければと思います。

【立川談春 コメント】
池井戸作品のヒットシリーズでの続編ははじめてのことで、お役に立てるよう精進します。生老病死という人間の苦しみに真正面から向き合いながら一歩ずつ歩んでいく殿村に御期待ください。

【安田顕 コメント】
佃製作所が、帰ってきます。あれからどうなって、今、どうしているのかと、想い巡らせておりました。
日本が世界に誇る、モノづくりの技術。それを支える市井の人々。逆境に打ち勝つ心に、また出会えます。佃社長に、また会えます。
一ファンとして、大いなる期待の高まりとともに、一出演者として、吐くほど緊張することでしょう。とにかく、現場が楽しみです。

【原作・池井戸潤 コメント】
阿部寛さん演じる佃社長を始め、佃製作所の熱いメンバーたちとの再会を心待ちにしています。今回、窮地に立たされた佃製作所が挑戦するのは、まさに現代日本が抱える難題のひとつです。それに挑む者たちの葛藤や挫折がどう描かれるのか、福澤克雄監督の演出に大いに期待しています。

【プロデューサー・伊與田英徳 コメント】
前回の『下町ロケット』から3年。これまでにも池井戸先生の作品をドラマ化、映画化させていただいてきましたが、今回、この待ちに待った『下町ロケット』の続編をドラマ化することができて大変うれしく思います。さらに、前回に引き続き、阿部さんの佃航平をはじめ佃製作所の皆様とご一緒できるのも大変光栄に思います。佃製作所の皆さんが、また、とんでもない窮地に陥り、大きな壁に阻まれる中、どうやってそのピンチを切り抜けていくのか、私も楽しみで今からワクワクしております。皆さんのご期待に応えられるよう精一杯頑張っていきたいと思います。

(リアルサウンド編集部)