中川未悠主演「となりのとらんす少女ちゃん」製作支援募集中、監督は東海林毅
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「となりのとらんす少女ちゃん」ビジュアル
とら少による短編マンガ「未来から来たとらんすちゃん」をもとにした実写映画「となりのとらんす少女ちゃん」の製作が決定。現在、製作支援のためのクラウドファンディングがMotion Galleryで実施されている。
本作は主人公の中学生と、未来から来たトランスジェンダー女性の自分自身との攻防を描いたコメディだ。中学2年生のユウタのもとに、突然10年後の未来からユウタ自身だと語るユウカという女性がやってきて、大人の体になる前に今すぐ女になるよう懇願してくる。自分の性別違和にうっすら気付いていたユウタだが、あまりに強引で自己中心的なユウカに反発。ユウカはユウタの姉として過去の世界に居座り、あの手この手で彼を説得しようとするも、男子中学生としての今の時間を大切にしたいユウタと対立しなかなかうまくいかない。そんなとき、ユウタの14歳の誕生日にある事件が起きる。
主演はトランスジェンダー当事者である中川未悠が務め、「片袖の魚」「老ナルキソス」の東海林毅が監督・脚本を担う。リターンには先行オンライン試写会への招待や、LGBTQ+などの性的マイノリティに関する情報発信を行っているプライドハウス東京、プライドセンター大阪に支援を行えるコース、一般発売されていない「片袖の魚」のDVDが手に入るコースなどが用意された。公開は2026年秋以降を予定している。