ドイツ発「Goethe!」宝塚歌劇花組により日本初上演、27年ぶり「DEAN」の上演も決定

宝塚歌劇花組「A New German Musical 『Goethe（ゲーテ）!』」が11月16日から24日まで東京・東京国際フォーラム ホールC、12月1日から11日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールで上演される。

「Goethe!」は、ドイツ国内のメジャーミュージカルを手がけるStage Entertainment制作、ドイツの気鋭クリエーターによって創作されたミュージカル。2021年夏に初演された本作が、宝塚歌劇団により日本初上演される。劇中では、ドイツの文豪ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテが自身の恋の顛末をつづった「若きウェルテルの悩み」の誕生にまつわる物語が展開。植田景子が日本語脚本・訳詞・演出を手がける今回の上演版では、花組トップコンビの永久輝せあ、星空美咲が主演を務める。チケットの一般前売は東京公演分が10月5日、大阪公演分は19日にスタート。

またこのたび、宝塚歌劇花組「DEAN」の上演も決定。1976年にイギリス・ロンドンで初演された「DEAN」は、1950年代のハリウッド映画界に彗星の如く現れたスター、ジェームス・ディーンを題材にした作品だ。1981年に大地真央、1991年に安寿ミラ、1998年に絵麻緒ゆう主演で上演された本作が、谷貴矢の新たな潤色・演出で27年ぶりに上演される。主演を務めるのは、8月11日付で星組から花組に組替えとなる極美慎。公演は11月17日から23日まで大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、12月3日から11日まで東京・日本青年館ホールで行われ、チケットの一般前売は大阪公演分が9月21日、東京公演分は10月26日に開始される。