狼男が走って来る…病気不安症に着想得たスリラー「ハイポ」予告編解禁
映画
ニュース

「ハイポ」新場面写真
「ビバリウム」「神は銃弾」で知られるアメリカの映画制作会社XYZ FILMSが手がけたスリラー映画「ハイポ」の予告編が公開。同作はクィアである監督アディソン・ハイマンが経験した病気不安症から着想を得て作られた。
同作の主人公は、双極性障害を患う母親に無理心中を図られた過去を持つウィル。成人して両親のもとを離れてからは、自身を受け入れてくれる恋人と幸せな生活を送っていた。しかし長い間接触を絶っていた母から「恋人を信用するな」というメッセージが届いたことを機に、ウィルの精神は不安定に。「自分は病気なのでは?」という妄想にとらわれるようになる。
YouTubeで解禁された予告編では、平穏な生活を送っていたウィルのもとに母のメッセージが届き、病気不安症に悩まされ始めるさまが映し出される。狼男の幻影が現れるシーンも収録。狼男が闇の中を四つ足で走って来る場面、窯の中で火に包まれる姿が捉えられた。
「ハイポ」は、7月4日に東京・新宿シネマカリテで公開。「ストレイ・ドッグ」のザック・ビーヤがウィルを演じ、デヴォン・グレイ、マデリーン・ジーマ、クリス・ダベク、ピーター・メンサーもキャストに名を連ねた。
※「ハイポ」はR15+指定作品
©︎2022 HYPOCHONDRIAC LLC. ALL RIGHTS RESERVED./Cinemago