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石井ふく子演出「花嫁」開幕、久本雅美が意気込む「いつもの自分と全然違う」

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ナタリー

「花嫁~娘からの花束~」囲み取材より。

久本雅美が主演を務める「花嫁~娘からの花束~」が本日6月1日に東京・三越劇場にて開幕。それに先駆けて昨日5月31日に囲み取材と公開ゲネプロが行われた。

「花嫁」は、直木賞作家で脚本家の向田邦子が、「渡る世間は鬼ばかり」で知られるプロデューサー・石井ふく子から依頼されて執筆し、1977年に放送されたテレビドラマ。同作はその後舞台化され、たびたび上演が重ねられてきた。今回は「花嫁~娘からの花束~」と題し、石井の演出、久本の出演で舞台版が上演される。

囲み取材には久本、羽場裕一、小林綾子、丹羽貞仁、石井が登壇。石井は「今、世の中でいろいろと問題になっている家族の話でございます。親、兄弟、そしてその他の人たちの思いを、一つひとつ、心の中からお伝えしたいと、出演者の皆さんも一生懸命お稽古をしてくださいました」とコメント。

和装で登場した久本は「いつもの自分と全然違うなと、実感しています」「私自身、ホームドラマの母親役は初めてですけれど、素晴らしいキャストの皆様と先生の演出で、本当にいいお芝居になったと思います。しっかり頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします」と思いを語った。

羽場は「ご覧になったお客様が劇場を出た時に、ご自分が育ってきたご家庭を穏やかに思い起こしていただきながら帰っていただくのが、幸せだなと思っております」、小林は「このお芝居は本当に、お母さん、お父さん、兄弟、あたたかい家族を描いております。きっといらしてくださったお客様も、どこかしらの立場に置き換えて観ていただくことができるのではないかなと思っております」、丹羽は「ぜひぜひ多くのお客様にご覧いただき、家族のあたたかさ、家族の素敵さをぜひ感じてお帰りになっていただきたく、1日1日を精一杯励みます」とそれぞれに思いを語った。

東京公演は6月24日まで。本公演はその後、28日に富山・南砺市井波総合文化センター メモリアホール、29日に石川・北國新聞赤羽ホール、7月5日に福島・會津風雅堂、6日に岩手・一関文化センター、8日に宮城・電力ホールで行われる。

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