小泉今日子が西森路代とドラマを語る、トークイベントレポ
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左から西森路代、小泉今日子
フリーライターの西森路代が日本のドラマについてつづった書籍「あらがうドラマ 『わたし』とつながる物語」が発売されたことを記念し、ゲストに小泉今日子を招いたトークイベント「代田のふたり ~日本のドラマを語る夜~」が実施。5月1日に東京・本屋B&Bで開催された。
現在放送中のドラマ「続・続・最後から二番目の恋」をはじめ、さまざまなドラマ作品に出演してきた小泉。近年は俳優業のみならず、舞台や映画のプロデュースを手がけている。映画ナタリーでは西森と小泉がドラマについて語り合ったイベントの模様を、たっぷりとお届けする。なおイベントの模様は6月2日までアーカイブ配信されている。
取材・文 / 尾崎南 撮影 / 脇菜々香
※発言者の監修のもと、一部イベント時のトーク内容に加筆しています
小泉今日子(コイズミキョウコ)
1966年2月4日、神奈川県生まれ。1981年にオーディション番組「スター誕生!」をきっかけに芸能界入りし、1982年に大河ドラマ「峠の群像」で女優デビュー。2001年の「風花」で日本アカデミー賞優秀主演女優賞、「陰陽師」で同賞優秀助演女優賞を受賞した。主な出演作に映画「空中庭園」「グーグーだって猫である」「トウキョウソナタ」「海の沈黙」、連続テレビ小説「あまちゃん」、ドラマ「監獄のお姫さま」「最後から二番目の恋」「団地のふたり」などがある。
西森路代(ニシモリミチヨ)
愛媛県生まれのフリーライター。主な仕事分野は韓国映画、日本のテレビ・映画についてのインタビュー、コラム、批評など。著書に「K-POPがアジアを制覇する」「韓国ノワール その激情と成熟」、ハン・トンヒョンとの共著に「韓国映画・ドラマ──わたしたちのおしゃべりの記録2014~2020」などがある。
ファンタジーを作らせたら、やっぱり韓国ドラマはすごい
以前からSNSを通じて西森の活動をチェックしていたという小泉。イベント冒頭、彼女は「いつかお話ししたいと思っていたんです。西森さんの俳優論に『そうそう!』と共感して、『いいね』を押してました」と笑顔を見せる。韓国のエンタメに精通しているという共通点がある2人は、まず最初に大好きな韓国ドラマの話題に花を咲かせた。
西森路代 小泉さんが「いいね」をつけてくれたポストを見ると、「こういうのが好きなのかな」とだんだんわかってきました。俳優さんで言えばチュ・ジフンさん、ソン・ソックさんとか。チュ・ジフンさんの出演作に「宮 -Love in Palace-」という作品があって、本当に大人気でした。とにかくいろんな雑誌の表紙にチュ・ジフンさんが出ていた時代もあって、私もその頃は常に彼の記事を書いていました。
小泉今日子 「宮 -Love in Palace-」はリアルタイムで観ていました。私は「冬のソナタ」あたりからだいぶおばさんに足を突っ込んでいた年齢だったんですけど(笑)。ペ・ヨンジュンさんにはそんなにハマらず。そのあとに登場したクォン・サンウさんがヤバいんですよ。御曹司なのに悲しい、みたいな……あの感じが好きなんです。当時は今みたいに配信とかないから、DVDを借りに行くしかない。あとはBSで放送されている韓国ドラマを雑誌でチェックして録画したりしていましたね。
西森 (自分と)同じような生活を送っていたんですね。
“推し”の韓国俳優の話題で盛り上がる2人だが、小泉は最近の韓国ドラマもチェックしているそう。
小泉 Netflixの「おつかれさま」が面白かったです。あとは「君は天国でも美しい」(※)。ソン・ソック様がイケ散らかしてます。
※編集部注:Netflixで独占配信中の韓国ドラマ。80歳で亡くなった主人公ヘスクが、天国で30代の若い姿の夫ナクジュンと再会することから物語が展開する。ヘスクをコ・ナクジュン、ナクジュンをソン・ソックが演じた。
西森 ソン・ソックさんと言えば、「私の解放日誌」の謎めいた役が印象的だったので、こんな親しみやすい役ができるんだなと思いましたね。
小泉 今までは割とクールな役が多い印象でしたけど、今回はすっごく奥さんを愛してる人の役で、かわいい顔をいっぱいするんですよ。郵便屋さんの役なので、制服を着ちゃったりして。日本は、淡々とした日常系やほんわかしたドラマを作るのがすごく上手だと思う。だけどファンタジーを作らせたら、やっぱり韓国ドラマはすごい。なんでなんだろう? 「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」とか、現実的じゃなくも感情移入して泣けちゃうんですよね。
西森 「君は天国でも美しい」のように、おばあちゃんと若い男性の物語を描く場合、日本だったら「リアルな部分をもっと入れないと……」と考えてしまいそう。韓国ドラマだと「そこはいいじゃない」っていう雰囲気がありますよね。
小泉 例えば時代劇でも、日本の場合は「史実通りにしないと……」となりがちだけど、韓国の時代劇は恋愛ものになっていたりするじゃないですか。実在した人物を題材にした恋愛ドラマをいろんな人が演じていて、すごく面白い。
西森 少女マンガみたいでいいですよね。今話していて思い出したのは韓国映画「私のオオカミ少年」。狼の少年と人間の少女の恋が描かれるんですけど、狼は歳を取らず、少女だけおばあちゃんになる。でも狼にとってそれは関係なくて……。すっごい号泣しました。ほろ苦いけれど優しいファンタジーって、あんまり日本にはない気がします。
小泉 わかる! ありえない話なんだけど、私も本気で泣きました。日本人はこういうおとぎ話みたいなものはあまり信じないのかな。作る側にも照れがあるというか。
西森 現実を知らしめて突き放す結末にしなきゃとか、「ありえないでしょ」と思われちゃいけないと考えるのかもしれませんね。
「団地のふたり」観てくれた方1人でも傷つくのは嫌
韓国ドラマに夢中だった小泉だが、あまりの視聴スピードの早さに「配信が私についてこれない」というフェーズに入ったという。日本のドラマについては、放送作品の初回をすべて録画して鑑賞する時期もあれば、ほとんど観ない時期もあったそう。韓国ドラマの配信を待つ中、改めて日本のドラマを再評価していこうという考えに至ったタイミングで、西森の著書「あらがうドラマ」に出会った。
小泉 日本のドラマを改めて観てみようと思ったタイミングだったので、読んでいて「わかる、わかる!」と思いました。本に登場する「逃げるは恥だが役に立つ」「わたし、定時で帰ります。」「妖怪シェアハウス」は私も好きだったんですけど、好きな理由ってそんなに深く考えないじゃないですか。それを西森さんが書いてくれているので「そうかも。ありがとう」って気持ちになります。ドラマを作っているプロデューサー全員に読んでもらったらいいのにと思い周囲に薦めたので、何人かは買ったと思う(笑)。
西森 ドラマの制作陣や出演者の方には尊敬の念があるので、その方たちに読んでいただけるのもすごくうれしいです。
小泉 制作サイドも、テーマを持たずにドラマを作ろうとしている人が多い印象だったんです。たぶんそういう人は(視聴者として)ドラマを観ていても、隠されたテーマに気付こうとしないんじゃないかな。なので、こういう本を読むと考える癖が付きそう。本の中で「団地のふたり」も取り上げてくれていますけど、演じているとどうしても台本の中に「これ、誰かを傷付けるかもしれない」というセリフが出てくることもあります。まったりかわいいドラマだから、観てくれた方1人でも傷付くのは嫌だなと思って。そういうときは私がまず(小林)聡美さんに相談して、意見を聞いて監督に相談しに行きます。「続・続・最後から二番目の恋」の現場でもやりますが、俳優が考えてセリフの微調整をすることもありますよ。
西森 取材をしていると、ほかの俳優さんからも同じようなことを聞くことがあります。
小泉 脚本家が本当に悪気なく書いていたり、原作からそのまま取っている場合もありますから。ドラマだとちょっとしたことでも動きや声によってよりはっきりと伝わってしまうこともあるので。「あらがうドラマ」には吉田恵里香さんと西森さんの対談も収録されていましたけど、吉田さんのように細部までチェックしてくれる脚本家はそんなに多くないんです。一度も現場に来てくれない人もいますから、その温度差で思いがちょっとずつ離れていっちゃうこともあります。
西森 実際に聞いた話ですが、お任せしたほうがいいと思うのか、気を遣われると考えるのか、現場に行くことを遠慮される方もいますね。
小泉 そうだよね、監督に対する遠慮もあるのかもしれない。
「続・続・最後から二番目の恋」中井貴一との“手を振り合う”関係
昨年は連続テレビ小説「虎に翼」や「アンメット ある脳外科医の日記」を欠かさず視聴していたという小泉。現在は大河ドラマ「べらぼう」や「しあわせは食べて寝て待て」「対岸の家事」を鑑賞中とのことで、西森と大盛り上がり。続いて話題は、小泉が中井貴一とダブル主演を務めるドラマ「続・続・最後から二番目の恋」(※)に。
編集部注:フジテレビ系で現在放送中の月9ドラマ。2012年にオンエアされた「最後から二番目の恋」の第3期として制作された。小泉がテレビ局のプロデューサーである吉野千明、中井が市役所で働く公務員・長倉和平を演じている。
西森 「続・続・最後から二番目の恋」で特に面白いと思ったのは、千明や長倉和平が「無理がしたい」と思うところ。すごく気持ちがわかりました。ちょっと中年に差し掛かったときは自分を労わろうと休みモードになるんだけど、いざ会社で第一線から退かされそうになったときに、「もう一発やってやろう」って気持ちになるというのが。
小泉 実際、自分も今そういう局面にいるのかもしれません。今59歳で来年還暦なんですが、そこまではがむしゃらに働いてやるって闘志が湧いています。普通に働いていたら定年があるけど、この仕事にはない。でも(節目を)感じたいんだと思います。60歳になった瞬間に私が何をしたいと思うのか、サプライズとして楽しみたいです。この先何をしたいかもう一度考えて、再デビューの気持ちになったらいいな。
「続・続・最後から二番目の恋」に関連し、小泉は中井との関係性についても言及した。
小泉 「最後から二番目の恋」が始まった当初には感じていませんでしたけど、この作品はいい意味で古典みたいな感じがあるじゃないですか(笑)。貴一さんの驚く演技とか、いいなって。貴一さんは重厚なお芝居もできるけど、名人芸のようなコメディもできる方。一緒に歌ったり踊ったりすることもありますけど、そういうシーンだとフレッド・アステアみたいになって。不思議な人です。本当に紳士的で、着替え場所にカーテンが1個しかないと、一番先輩だからみんな(中井に)「どうぞどうぞ」って言うんだけど、絶対に最後に回る。レディファーストなんです。頭が下がるというか、本当に尊敬できる先輩です。
西森 「ふぞろいの林檎たち」の仲手川を見ていた自分からすると、中井貴一さんが50代、60代になったとき、どんな雰囲気の俳優さんになるだろうと思ってたんですけど、こんな軽やかに笑わせてくれる方になるとはって。でも、ほかの俳優さんとも雰囲気が違いますよね。
小泉 そうですね。貴一さんは小さいときにお父さんを亡くされてるんですけど、お父さんと親しかった俳優さんや監督がしょっちゅう顔を出して気にかけてくれたそうです。お父さんの思い出を聞いているうちに、貴一さんの中にすごくきちんとした美学が生まれたんだと思う。そしてそれをきちんと持ち続けている方なんです。
西森 それは……後世に残したいようなお話ですね。
小泉 最初に共演したのは「まだ恋は始まらない」というドラマだったのですが、空き時間にこういう話をいろいろしてもらいました。当時、私たちはあんまり芸能界に連絡を取り合う友達がいなかったんですけど、「俺たちはどこかで会ったら廊下のこっちと向こうでも、絶対に手を振り合おう」って話したんです。そのあと別の仕事で会ったら、本当に手を振り合って。貴一さんとはそれ以上、仲良くならないんですけどね(笑)。だから楽なんです。
西森 同じ世界にそういう存在の方がいるというのは、素敵ですね。
「SHUT UP」現実に起こっている問題と地続きに若い子たちがいる
小泉は2015年に、演劇・音楽・映像・出版などジャンルに捉われずエンタテインメント作品を企画製作する会社「明後日」を立ち上げた。小泉らがプロデュースした映画「ソワレ」に出演した俳優の芋生悠は、2023年から同社を仕事の窓口にしている。
小泉 (芋生が出演した)ドラマ「SHUT UP」(※)も「あらがうドラマ」で取り上げられていましたね。このドラマの話が来たとき、担当デスクがお休みしていて、スケジュールなどのメールのやり取りを全部私が返していたんです(笑)。思い出深いです。
※編集部注:2023年から2024年にかけてテレビ東京系で放送されたドラマ。学費や生活費を自分で稼ぐ苦学生・田島由希は同じ境遇の友人たちと寮で暮らしている。ある日、友人の予期せぬ妊娠が発覚。彼女たちは、まともに取り合わない相手の男への復讐を決意する。仁村紗和が主演を務めた
西森 そうだったんですね! 台本も読まれていたんですか?
小泉 はい。でも最初は「シスターフッド的な感じかな?」くらいの印象で、ここまで話題になるとは思っていませんでした。(放送されたら)やり切った感がすごかったし、うれしかったです。プロデューサーの本間かなみさんも素敵な方だったので、芋生ちゃんにもああいう方を大切にしなさいと話しました。物語としては、ブルジョアな一流大学の学生が所属するインカレサークルが登場するんですよね。このドラマを観て、現実に起こっている問題と地続きに若い子たちがいるのかもしれないと感じて。
西森 私も、誰か若いプロデューサーで期待する人を聞かれたら、真っ先に本間かなみさんを挙げたいと思っています。ドラマの中での芋生さんは、加害者となる男子学生の恋人を演じていましたが、どうしても恋人を信じたいと思ってしまう展開も多いじゃないですか。でも、すぐに事実を受け止めて被害者の女性サイドについて、最後まで彼女たちと一緒に戦うという流れはあまり観たことがない展開でした。(※)
※編集部注:芋生悠が演じる彩の恋人で、一ノ瀬颯が演じる悠馬が所属するインカレサークルでは、性暴力が横行していることが劇中で明らかになっていく
小泉 最後の最後に男性側を裏切るのはイメージが付くけど、彼女は最初から女性側の味方をしてくれるんですよね。あれはすごくよかったです。
「エルピス」「カーネーション」渡辺あやが書く男性に夢中
イベントでは、2人が観客からの質問に答える一幕も。まず最初に、「お二人は影がある男性に魅力を感じているようですが、そのような男性が登場する好きな日本のドラマはありますか?」という質問に回答した。
西森 「アンナチュラル」の中堂(井浦新)には夢中になりました。あと「エルピス―希望、あるいは災い―」の斎藤(鈴木亮平)にも。
小泉 (「エルピス』の脚本を手がけた)渡辺あやさん、男性を書くのうまくないですか……? 連続テレビ小説「カーネーション」の周防(綾野剛)とか、衝撃的でした。
西森 私も本の中でも周防さんのことは触れています。 あと渡辺さんが書く岡部たかしさんのキャラクターもいいですよね。「ストレンジャー~上海の芥川龍之介~」にしても、「エルピス―希望、あるいは災い―」にしても。
小泉 渡辺さんが男性に言わせるセリフが素敵なんです。「カーネーション」だと、北村(ほっしゃん。 / 現:星田英利)が酔っ払ってしみじみと「家に女がいるっちゅうのは、なんなんやろなぁ……そんな変な意味違うてやで、ええもんやなあ」って言うんです。このセリフがすごくよかった。
西森 わかります。渡辺さんの脚本は、善悪で言い切れないところがあって、本当に揺さぶられます。
続いて昔のドラマに関する話題に。西森は「ふぞろいな林檎たち」のほかに、「男女7人秋物語」を挙げる。
西森 (明石家さんま演じる良介の相手役として)美樹(岩崎宏美)とちょっといい感じになるんですけど、やっぱり桃子(大竹しのぶ)のことが好きで別れるシーンが忘れられないんです。岩崎宏美さんの役が鶴見で釣り船屋を経営してるんですけど、海で明石家さんまさんに敬礼するシーンが焼き付いてて。観たのは中学生時代だったのに、すごく記憶に残っています。
小泉 私は向田邦子さんを挙げたいです。彼女が書く男性も色っぽくてカッコよかった。(1978年度放送の)「阿修羅のごとく」は子供の頃に観ていて、自分が姉妹だということもあって当時は四姉妹にばかり感情移入していました。でも大人になって観返したら、佐分利信さんが演じるお父さんがめちゃくちゃよくて。あとは「冬の運動会」というドラマで根津甚八さんのことを「もう一生この人!」ってくらい好きになりました。すっごい、いいですよ。DVDを人に貸して戻ってこなくて、何度も買ってるんですけど(笑)。
西森 「冬の運動会」観たら根津さんにハマってしまいそうですね。「阿修羅のごとく」は、Netflixの最新版だけ観ているのですが、綱子(宮沢りえ)と貞治(内野聖陽)の関係がすごく好きでした。もしかしたら2人が心中を図ったのでは?というシーンがあるのですが、なんでもない感じで済ませていて。冗談なのか本心なのかよくわからないところが、余計に、2人に一瞬だけ強く魔が差すような瞬間があったんじゃないかなと思わせるものがありました。ここも1978年のドラマにも描かれているようなので、見てみたい場面です。
小泉 最新版は途中まで観たところです。蒼井優ちゃんが演じた三女・滝子がすごく好きでした。滝子と勝又(松田龍平)のシーンが素敵でしたね。
さまざまな質問が飛ぶ中、「共演したい役者は?」という問いには、小泉が柳楽優弥や松田龍平、横浜流星の名前をあげ、会場を盛り上げる。そして最後に「『このドラマに助けられた』という作品は?」という問いかけが。
小泉 私は韓国ドラマ「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」です。4回くらい観ているんですけど、こういう大人になりたいなって思うんです。この作品は支えになっています。
西森 私は非正規雇用のことを書いているものに弱いこともあって、野木亜紀子さんの作品に支えられることは多いですね。「あらがうドラマ」でも気が付いたら野木さんのドラマを4本も取り上げていました。本には入れられなかったけれど新春ドラマの「スロウトレイン」の「ただ生きて小さな時間を過ごしています。そして1つの命として消えていくのです」というセリフが心に残っています。
2時間にわたって行われたトークショー。小泉が観客に「どうでしたか? 楽しかったですか?」と呼びかけると、大きな拍手が送られた。西森が「韓国ドラマをたくさん観て、また話したいです」と伝えると、小泉は「ぜひ! ときどき会いましょう」と即答。「また映画やドラマの話しましょうね」と笑顔で述べ、イベントを締めた。
書籍「あらがうドラマ 『わたし』とつながる物語」
西森路代著、303BOOKS、264頁、税込1870円
日々目まぐるしく変化する価値観や社会のあり方を敏感に捉えた日本のテレビドラマ23作品が厳選され、「組織と労働」「恋愛の現在地」「性加害」「たたみゆく暮らし」などをテーマにさまざまな切り口で紹介。連続テレビ小説「虎に翼」の脚本家・吉田恵里香との特別対談も収録されている。
続・続・最後から二番目の恋
フジテレビ系 毎週月曜 21:00~21:54