アンドリュー・ガーフィールドが「We Live in Time」出演の決め手語る
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「We Live in Time この時を生きて」新場面写真より、アンドリュー・ガーフィールド演じるトビアス
映画「We Live in Time この時を生きて」より、アンドリュー・ガーフィールドのインタビューコメントが到着。新たな場面写真3点も公開された。
本作は、新進気鋭の一流シェフであるアルムートと、離婚して失意のどん底にいたトビアスが織りなすラブストーリー。2人は結婚して娘が生まれるが、余命がわずかであることが発覚したアルムートはトビアスに驚きの決意を告げる。自由奔放なアルムートをフローレンス・ピュー、慎重派のトビアスをガーフィールドが演じた。
本作の脚本を手がけたのは、恋愛映画「ベロニカとの記憶」「愛しい人から最後の手紙」などで知られるニック・ペイン。王道の恋愛映画のDNAを受け継ぐストーリーである一方で、「We Live in Time この時を生きて」では時間軸をシャッフルさせた特殊な物語構成が採用されている。そんな非線形の語り口に惚れ込み「絶対に参加したいと思った」と語るガーフィールドは「僕はずっと前から、ニック・ペインの大ファンだったんだけど、本作の脚本を読んで、こんなに深いテーマや概念を演じることができるなんて、なんて素晴らしい機会なんだろうと思ったんだ。とても優雅で繊細に語られている物語なんだ」と伝える。
またペインのほか、ジョン・クローリーが監督を務めることも本作の出演の決め手となったそう。自身の出世作「BOY A」でもクローリーとタッグを組んでいるガーフィールドは「ジョンは一緒に映画のキャリアをスタートさせたような存在なんだ。僕はあの映画のことをとても誇りに思っていて、彼も同じ気持ちだと思うよ。また一緒に仕事をしたいとずっと思っていたし、再びタッグを組むのは時間の問題だったと思うね」と述懐。一方のクローリーもピューよりも先にガーフィールドに脚本を送り、すぐに出演が決まったと明かしている。
トビアスを「これまで演じたことがない」キャラクターだったと話すガーフィールド。「トビアスは、とても内向的で繊細で、物静かな男なんだ。僕が前作で演じたジョナサン・ラーソン(「tick, tick... BOOM!: チック、チック...ブーン!」)は、大物芸術家で、すごくパワフルな人生を生きていて、とにかくすごく目立つ人物だった。だから、もっと控えめで、内面の強さがあり、注目される必要もなく、ある意味物事の中心である必要もない、そんな人物をどうやって演じるかを考えるのは、大きなチャレンジだったし、僕の関心をそそったんだ。ただ、彼は一見受動的だけど、内に秘める強さも持っている。まさに、これまでにないキャラクターだと思ったね」と口にした。
「We Live in Time この時を生きて」は、6月6日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
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