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名作を新たな演出で 音楽座ミュージカル『リトルプリンス』全国公演が6月6日に開幕

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音楽座ミュージカル『リトルプリンス』より (撮影:間野真由美)

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「大切なものは目に見えない」など数々の名言で知られるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの『星の王子さま』を原作に、良質なオリジナルミュージカルを創り続ける音楽座が1993年に初演し、再演を重ねてきた『リトルプリンス』。原作のフランス語版出版から80年となる今年、5月24日にホームタウンである町田市民ホールで開幕した全国公演が、6月6日(金)より東京・草月ホールにて東京公演の幕を開ける。2022年にはライセンス貸与により、小林香が演出し、加藤梨里香/土居裕子や井上芳雄、花總まりらが出演する東宝版が上演されているが、“本家”としては8年振りとなる再演だ。

ある霧の深い夜、夜間飛行に飛び立った飛行士(安中淳也)は、エンジンの故障で砂漠の真ん中に不時着。そこで星から来たという不思議な少年、星の王子(森彩香/山西菜音)と出会う。「羊の絵を描いてほしい」としつこく迫る王子に辟易しながらも、次第に心を開いていく飛行士。王子は彼に、自分の住んでいた小さな星や、そこを飛び出すきっかけとなった花(岡崎かのん)のことなどを話して聞かせる。王子の体験に自分を重ね、深く受け止めていく飛行士だったが、飛行機の修理が思うように進まず飲み水が枯渇。そんな彼に、王子は井戸を探しに行くことを提案する――。出演はほかに、キツネ役の泉陸/小林啓也ら。

(撮影:間野真由美)
(撮影:間野真由美)
(撮影:間野真由美)

今回は振付や装置などを一新した新演出での上演となり、新たな演出イメージをもとに、メインビジュアルを『天空のビバンドム』『レオン・ラ・カム』などで知られるフランスの漫画家ニコラ・ド・クレシーが描き下ろした。

『リトルプリンス』メインビジュアル

新たに振付を担うKAORIaliveは、宝塚歌劇団作品を中心に、『ロミオ&ジュリエット』『1789-バスティーユの恋人たち-』『キングアーサー』『ミセン』など多数のミュージカルで振付を手掛ける注目株。愛され続け、文化庁芸術祭賞や読売演劇大賞など多数の受賞歴も誇る名作ミュージカルが、どのようにリニューアルされるかに注目が集まる。

『リトルプリンス』ポスター(森彩香)
『リトルプリンス』ポスター(山西菜音)

文:熊田音子


<公演情報>
音楽座ミュージカル『リトルプリンス』

原作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ『星の王子さま』)

【東京公演】
2025年6月6日(金)〜6月15日(日)
会場:草月ホール

【大阪公演】
2025年7月20日(日)・21日(月・祝)
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2559938

公式サイト:
https://ongakuza-musical.com/works/littleprince

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