「でっちあげ」柴咲コウ・亀梨和也らが感じた綾野剛の魅力とは、メイキングの様子も
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「でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男」新場面写真
映画「でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男」の特別映像がYouTubeで解禁。メイキングの様子やキャストの綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也らのインタビューが収められた。
福田ますみのルポルタージュ「でっちあげ 福岡『殺人教師』事件の真相」を原作とする本作。児童への体罰で告発された小学校教諭・薮下誠一が、法廷で「すべて事実無根の“でっちあげ”」と完全否認することから物語が展開していく。薮下を綾野が演じ、体罰を受けたとされる児童の母・律子に柴咲コウ、薮下を追う記者・鳴海に亀梨が扮した。主題歌をキタニタツヤが担当することは既報の通りだ。
映像内で綾野は、薮下を「答えがすごく多い人」と表現。また「映画館で誰の時間を生きるかによって、この作品の見方が大きく変わると思います。誰の時間と共に過ごすかによって、感じ方も匂いも変わる。だから、いろんな人たちの時間を多様に生きてほしいです。それができるのが、映画だと思います。だからエンタメなんだと思います。観終わった後、自分の1秒をこれからどう生きていこうか、そういったことを感じてもらえたら、これ以上の幸せはないかなと思っていますね」と熱く語った。
柴咲は綾野を「お芝居に誠実な人で、一つ一つのディティールをきちんと捉えて、どう表現するべきかを常に考えている役者さんだなと思いました」と称賛。亀梨は「“生きている現場”を、綾野さんから感じさせてもらいました」と振り返る。このほか映像には木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫のインタビューも収録された。
「でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男」は、6月27日より全国でロードショー。監督を「悪の教典」「怪物の木こり」などで知られる三池崇史が務め、脚本は森ハヤシが担当した。
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