竹村実悟「舞台に立つ一瞬一瞬を大切に」、関翔馬とバディ組む「サムライモード」開幕
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WBB vol.26「サムライモード」より。
竹村実悟が主演し、関翔馬が共演するWBB vol.26「サムライモード」が、本日6月4日に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで開幕した。
本作は、佐野瑞樹と佐野大樹の兄弟演劇ユニット・WBBによる時代劇エンタテインメント。2008年と2016年に佐野大樹率いる*pnish*で上演された「サムライモード」が、新たに佐野瑞樹の演出で立ち上げられる。出演者には、今作が初単独主演となる竹村、関のほか、畠山遼、川﨑優作、福島海太、DION、今井俊斗、髙木俊、和泉宗兵、佐野瑞樹らが名を連ねた。
戦国の世。羽生賢明(佐野瑞樹)は伊那家を攻め落としたが、伊那家武将のシスイとサイガに反乱を起こされ、打つ手がなくなる。そこへ弟の羽生凌明(関)が「今は囚われの身となっている伊那家の武将ガラクシャ(竹村)をお貸しいただければ、2日でシスイとサイガを捕らえてみせます」と申し出て……。
開幕に際し、竹村は「無事に初日を迎えることができ、本当に嬉しい気持ちで胸がいっぱいです! 台本をいただいてからこれまでの稽古の日々を思い返すと感慨深く、今はただ皆さんに観ていただけることが幸せです。この舞台に立つ一瞬一瞬を大切に、全力で楽しみながら演じます。この作品が皆さまの心にまっすぐ届きますように」と思いを語る。
関は「今回は凌明、凌之介という真逆な2役を演じます。凌明は表と裏の性格を持っている役どころで、稽古場でも試行錯誤を重ねてきました。演じ分ける上での不安も多かったのですが、無事に開幕を迎えられて今は嬉しい気持ちでいっぱいです。皆さんに楽しんでいただけるように、最後まで全力で走り切ります!」と意気込む。
佐野瑞樹は「『サムライモード』の初演は羽生凌明として出演しました。再演は1観客として観に行きました。そして今回は演出と羽生賢明です。僕が考える新説のサムライモード、そしてこのカンパニーにしか出せない個性。皆さんの目にどう映るのか? 不安もありますが、楽しみでもあります。なんにせよ、この愉快な仲間たちと全力で挑みます!! 刮目してください!!」と呼びかけた。
上演時間は約1時間45分。公演は6月9日まで。本作はその後、13日から15日まで兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeで上演される。
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