サタジット・レイ特集の予告解禁、細野晴臣はある音楽映画を推薦「頭から離れない」
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「サタジット・レイ レトロスペクティブ 2025」メインビジュアル
特集上映「サタジット・レイ レトロスペクティブ 2025」のメインビジュアルと予告編が解禁。あわせて音楽家の細野晴臣による推薦コメントが到着した。
「大地のうた」「大河のうた」「大樹のうた」のオプー3部作で知られ、その生涯で30本を超える映画を制作したインドの映画監督サタジット・レイ。1955年の監督デビューから1992年に死去するまで、社会派、コメディ、ドキュメンタリーなど幅広いジャンルの作品を手がけた。監督デビュー70周年を記念して企画された本特集では、デジタルリマスター化された「チャルラータ」「ビッグ・シティ」をはじめとする7作品がラインナップされている。
YouTubeで公開された予告編には、各作品の印象的なシーンを収録。レイが音楽に注いだ情熱と好奇心、女性の社会進出に立ちはだかる問題、宗教的偽善や盲目的な信仰への風刺などが垣間見える内容となっている。細野は日本劇場初公開の「音楽サロン」について「数年前、銀座エルメスで上映された『音楽サロン』を見て以来頭から離れない。没落貴族が開催する音楽サロン。その中で自由自在に歌う歌手は魔法使いなのか、喜びの波が溢れ出た」とコメントを寄せた。
「サタジット・レイ レトロスペクティブ 2025」は7月25日から東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で開催。提供はJAIHO、配給はグッチーズ・フリースクールが担う。
サタジット・レイ レトロスペクティブ 2025
2025年7月25日(金)~ 東京都 Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
上映作品
- 音楽サロン
- ビッグ・シティ
- チャルラータ
- 臆病者
- 聖者
- 主人公
- エレファント・ゴッド
※すべてデジタルリマスター上映