岡本綺堂の新作歌舞伎「平家蟹」をミュージカルに、花組ヌーベル「平家蟹」開幕
ステージ
ニュース

花組ヌーベル ミュージカル「平家蟹」浦組より。(撮影:古元道広)
花組ヌーベル ミュージカル「平家蟹」が昨日6月5日に東京・小劇場B1で開幕した。
花組ヌーベルは、花組芝居が通常の劇団公演よりも少人数、小空間で実験的な作品を上演するシリーズ。今回は岡本綺堂の新作歌舞伎「平家蟹」が、加納幸和の脚本・演出、星出尚志の音楽で、ミュージカルとして立ち上げられる。「平家蟹」では、「平家物語」より「扇の的」の後日譚が描かれる。平家滅亡となった壇ノ浦の合戦から数カ月後、剥落した元平家の官女姉妹の家に、今は禅僧となった雨月が訪ねて来て……。
なお配役は浦組と浜組の2組あり、加納は両組とも玉虫役を演じる。上演時間は約1時間。公演は6月11日まで。
%play_3436_v1%