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映画「木の上の軍隊」メイキング写真到着、堤真一・山田裕貴が樹上での撮影振り返る

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ナタリー

映画「木の上の軍隊」撮影現場より、堤真一(中央左)。

堤真一と山田裕貴が主演を務める映画「木の上の軍隊」のメイキング写真が公開された。

これは2013年にこまつ座とホリプロにより初演された舞台「木の上の軍隊」を原作にした映画。井上ひさし原案の同作では、1945年、沖縄県伊江島で激しい攻防戦が展開される中、2人の日本兵がガジュマルの木の上に身を潜め、終戦を知らずに2年もの間生き延びたという実話から着想を得たストーリーが描かれる。

沖縄出身の平一紘が監督を務める本作では、宮崎から派兵された厳格な少尉・山下一雄を堤、沖縄出身の新兵・安慶名セイジュンを山田が演じる。初めて沖縄出身・在住の監督と沖縄のプロダクションが主導した“本格的な沖縄戦の映画”となる本作は、全編沖縄ロケにて制作。撮影は、伊江島に生い茂るガジュマルの木の上や、山田演じる新兵・安慶名が逃げ込むガマ(自然洞窟)でも行われた。

堤はガジュマルの樹上での撮影を「スタッフの皆さんは大変そうでした。6・7人くらいのスタッフが木に登って撮影していたんです。僕は安定した場所にいるからまだしも、スタッフはいろんなアングルから撮らないといけないから、細い木の枝の上も移動していました」と振り返り、「この木は、自分たちを守ってくれる、もうひとりの登場人物のように感じた」とコメントした。

山田もガジュマルの木について「役とシンクロしていくうちに、一番安心できる場所になっていた」と話す。またガマでの撮影について山田は「とても印象に残っています。当時、たくさんの方々がここに隠れていたんだと思うと、歴史の重みを感じました」と振り返った。

映画「木の上の軍隊」は、6月13日に沖縄で先行公開されたのち、7月25日より全国公開。同作には堤と山田のほか、津波⻯斗、玉代㔟圭司、尚玄、岸本尚泰、城間やよい、川田広樹(ガレッジセール)、そして舞台「木の上の軍隊」にも出演した山西惇が出演している。

©︎2025「木の上の軍隊」製作委員会