新宿ピカデリーにAKRacingが開発したシート導入

東京・新宿ピカデリーに、ゲーミングチェアで知られるAKRacing（エーケーレーシング）が開発したシートが6月18日から登場する。日本の映画館に同ブランド製シートが導入されるのは初。

AKRacingは2015年に日本上陸して以来、eスポーツやゲーミングの分野で高い認知度と使用率を獲得。ゲーミングチェアの汎用性に着目し、デスクチェアとしての活用提案や、大型スポーツ施設への導入を進めてきた。

このたび新宿ピカデリーに導入されるシートの開発は、全国に映画館を展開する松竹マルチプレックスシアターズからのオファーを受けて2022年にスタート。AKRacingのラグジュアリーモデルであるPremium Monarcaの座面とオフィス向けモデル・Premiumシリーズの背面を組み合わせた仕様となっており、長時間の映画鑑賞においても身体への負荷を軽減するという。6番スクリーンを除く各スクリーンの最後列に設置される「AKRacing BOXシート」は1席ずつ区切られ、プライベートスペースを確保することで作品への没入感をより高める。新宿ピカデリーの総座席数2115席のうち、「AKRacing BOXシート」は106席。料金は3000円で、ムビチケ、各種割引、招待券、株主券は使用できない。