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「燃ゆる女の肖像」「大いなる自由」渋谷で限定上映、“プライド月間”である6月に

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「燃ゆる女の肖像」ビジュアル ©Lilies Films

LGBTQ+の権利や文化、コミュニティへの支持を示し祝福する“プライド月間(Pride Month)”である6月。このたび、同性愛をテーマとした「燃ゆる女の肖像」「大いなる自由」が、6月13日から26日まで東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で上映されるとわかった。

セリーヌ・シアマが監督を務めた「燃ゆる女の肖像」では、18世紀のフランス・ブルターニュの孤島を舞台に、望まぬ結婚を控える貴族の娘エロイーズと、彼女の肖像を描く画家マリアンヌの恋模様が描かれる。アデル・エネルがエロイーズ、ノエミ・メルランがマリアンヌを演じ、第72回カンヌ国際映画祭では脚本賞とクィアパルム賞を受賞した。

「大いなる自由」は、男性の同性愛が禁じられていた第2次世界大戦後のドイツで、愛する自由を求め続けた男の20年をつづった物語。刑法175条のもと自身の性的指向を理由に繰り返し投獄されるハンスと、同房の殺人犯ヴィクトールが長い年月を経て絆を育むさまが映し出される。ハンス役で「希望の灯り」のフランツ・ロゴフスキ、ヴィクトール役でゲオルク・フリードリヒが出演し、セバスティアン・マイゼが監督を務めた。第74回カンヌ国際映画祭のある視点部門で審査員賞に輝いている。

Bunkamuraル・シネマで封切られた両作品。「燃ゆる女の肖像」は日本公開から約5年を経てのリバイバル上映となり、各種サービスで未配信の「大いなる自由」は劇場公開時以来の再上映となる。

※「大いなる自由」はR15+指定作品