「揺れるはざまのトラベラーズ」⾦井勇太が脳梗塞のため出演見送り、現在は後遺症なく回復

舞台「揺れるはざまのトラベラーズ」に出演予定だった金井勇太が、大阪公演に続き、東京公演への出演を⾒合わせる。

⾦井は体調不良のため、6月4日から8日まで行われた大阪公演への出演を急きょ見合わせていたが、このたび、本日11日に開幕した東京公演の出演も見合わせる運びとなった。昨日10日に⾦井が自身のSNSに投稿した文章では、医師から脳梗塞と診断されたことが明かされ、大阪公演初日の様子について「それまでなんの兆候もなかったところ本番前のリハーサルで突然上手くろれつが回らず、手足にも力が入り辛い違和感から念の為、本番前に病院を受診しました。検査の結果、先生より真摯な語調で『金井さん、すぐにこのまま入院してください。舞台を強行すれば半身麻痺の恐れがあります』と説明を受け、その場でプロデューサーと相談し降板を決断しました。それが本番の1時間半前でした」と説明が記載された。金井は「発症から早い段階で投薬治療を開始できたため、現在は後遺症もなく回復しておりますが、制作と相談し大事を取って降板とさせていただきました」と報告している。⾦井が演じる予定だった能神久役については、⼤阪公演に続き、スウィングの志村佳樹が務めている。

「揺れるはざまのトラベラーズ」は、少年忍者の檜山光成が主演を務め、須貝英が脚本、中本吉成が演出を手がける舞台作品。山間にひっそりと佇む小さな村・八佐間村に暮らす高校生の須和日向は、成績優秀だが大学へは行かず、地元に残って家業の民宿を手伝おうと考えている。ある夜、進学を望む母と口論になり家を飛び出した日向は、ふとしたきっかけで奇妙な空間に迷い込んでしまい……。出演者には檜山のほか、少年忍者の久保廉、ダンドイ舞莉花、星野真里、藤本隆宏らが名を連ねた。東京公演は6月17日まで東京・ヒューリックホール東京にて行われる。