モーリー・イェストンの新作「ISSA in Paris」に海宝直人・岡宮来夢、演出は藤田俊太郎
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左から海宝直人、岡宮来夢。
ミュージカル「ISSA in Paris」が、来年1月に東京・日生劇場、2月に大阪・梅田芸術劇場 メインホールと愛知・御園座で上演される。
モーリー・イェストンが原案・作詞・作曲を手がける「ISSA in Paris」は、俳人・小林一茶の若き日の“知られざる10年”を、現代と過去を交錯させながら描いた新作ミュージカル。主人公のシンガーソングライター・ISSAこと海人(かいと)役を海宝直人、若き日の一茶役を岡宮来夢が演じる。脚本・訳詞を高橋知伽江が担当。イェストン作詞・作曲によるミュージカル「NINE」の演出を手がけ、第28回読売演劇大賞最優秀演出家賞と第42回松尾芸能賞優秀賞を受賞した藤田俊太郎が演出を担う。
上演決定に際し、藤田は「ミュージカル『ISSA in Paris』。日本語による世界初演のミュージカル誕生の瞬間を演出家として担えることを誇りに、幸せに思っています。敬愛するモーリー・イェストンさんが俳人小林一茶の素晴らしい俳句を元に紡いだ楽曲を初めて聴いた時、こころがふるえました。その美しさと静謐さ、格好良さ、豊かさに感動し涙しました。そして日本の美学と、西洋の音楽が見事に重なり合って俳句の世界が劇場に広がる様を想像することができました。心から信頼する脚本・訳詞の高橋知伽江さんを始め、素敵なカンパニー、クリエイティブスタッフとの仕事。海宝直人さんが海人役に込める魂の言葉、歌を想うと今から稽古することがとても楽しみです。新しい感性が煌めく岡宮来夢さん。尊敬する役者の皆さんと丁寧な創作をしていきたいと考えております。この作品は現代に生きるわたしたちの喜怒哀楽に寄り添い、海人やISSA、一茶の存在を通して優しさや、温かさを与えてくれます。多様な音楽の中、ファンタジーという枠組みを超えて、物語で描く真実。親愛なるお客様を劇場でお待ちしております」とコメントした。
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