深淵のブルーが4Kで本物に、「グラン・ブルー 完全版」4Kリマスターが8月公開

リュック・ベッソンが1988年に発表した映画「グラン・ブルー 完全版」の4Kリマスター版が、8月29日より東京・角川シネマ有楽町ほか全国で順次公開される。このたびポスタービジュアル、本予告、場面写真が解禁された。

本作は海面の光さえも届かない、限りなく深い青が広がる“グラン・ブルー”に魅せられた青年ジャックを主人公にした物語。イルカと対話し海と心を通わせるように潜る孤高のジャックと、潜水記録の勝負に燃える情熱的なエンゾ、そしてジャックに思いを寄せるジョアンナの姿を描く。

出演はロザンナ・アークエット、ジャン＝マルク・バール、ジャン・レノ。YouTubeで公開中の予告には、ジャックの「海底はつらい。上がってくる理由が見つからないからだ」というセリフが収録された。「深淵のブルーが4Kで本物になる」というコピーも確認できる。

主人公のモデルは伝説的なダイバーにして“イルカに一番近い男”と称された故ジャック・マイヨール。1988年に公開されたフランスでは1000万人以上を動員する大ヒットを記録し、若者たちの絶大な支持を集め、「Grand Bleu Generation」と呼ばれる社会現象にまでなった。

「グラン・ブルー 完全版 4K」はKADOKAWAが配給する。6月20日に発売されるムビチケ前売券は、特典としてイルカと人が戯れる旧ビジュアルを使用した特製スマホ壁紙が用意された。

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