菊池日菜子・小野花梨・川床明日香が熱い抱擁「長崎―閃光の影で―」ビジュアル
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「長崎—閃光の影で—」ポスタービジュアル
菊池日菜子、小野花梨、川床明日香が出演する映画「長崎—閃光の影で—」の本ビジュアルと新場面写真が解禁された。
日本赤十字社の看護師らが被爆から35年後にまとめた手記「閃光の影で―原爆被爆者救護赤十字看護婦の手記-」を原案とする同作。1945年夏、原爆投下直後の長崎を舞台に、若き看護学生たちが未熟ながらも負傷者の救護に奔走するさまが描かれる。日本赤十字社の看護学校に通う17歳の田中スミ役を菊池、学友の大野アツ子役を小野、岩永ミサヲ役を川床が担った。
スミ、アツ子、ミサヲは空襲による休校のため長崎へ帰郷するが、8月9日11時2分、長崎市に原爆が落とされたことで日常が一変する。ビジュアルには、それぞれの場所で救護活動を始めていた3人が、8月10日に救護所で奇跡的に再会を果たし、熱い抱擁を交わす姿が配置された。その横には、語りを担当する美輪明宏が劇中で訴えかける言葉をベースとした「決して忘れられない日々がある」というコピーも添えられている。
場面写真には、クリスチャンであるミサヲと萩原聖人扮する父・信行が浦上天主堂へ告解に行く場面や、焼け野原となった高台で時が止まったままの壁時計に目を奪われるスミの姿が切り取られた。さらに、アツ子が水崎綾女演じる看護婦長・トキ子とともに戦闘機を警戒する一幕や、孤児院で子供たちの世話をする令子の表情も確認できる。令子役には南果歩が起用された。なお、福山雅治がプロデュース・歌唱ディレクションを手がける主題歌タイトルが「クスノキ ―閃光の影で―」に正式決定したことも明らかになっている。
松本准平が監督を務める「長崎—閃光の影で—」は、7月25日に長崎で先行公開後、8月1日より全国ロードショー。渡辺大、田中偉登、加藤雅也、有森也実、利重剛、池田秀一、山下フジヱもキャストに名を連ねた。
©2025「長崎―閃光の影で―」製作委員会