「ひゃくえむ。」内山昂輝が財津役、津田健次郎が海棠役!魚豊原作の劇場アニメ
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左から「ひゃくえむ。」ビジュアル、財津役の内山昂輝、海棠役の津田健次郎
松坂桃李と染谷将太がダブル主演を務めた劇場長編アニメーション「ひゃくえむ。」に、内山昂輝と津田健次郎が出演。内山が陸上界を牽引する絶対王者・財津、津田が財津に王者の座を阻まれ続ける海棠の声を担当する。
「チ。―地球の運動について―」で知られるマンガ家・魚豊の連載デビュー作を映像化した「ひゃくえむ。」は、陸上競技100m走の世界で最速に挑む男たちの狂気と情熱の物語。生まれつき足の速い“才能型”のトガシに松坂、トガシとの出会いから100m走にのめり込んでいく“努力型”の小宮に染谷が声を当てる。「音楽」の岩井澤健治が監督、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のむとうやすゆきが脚本を担った。
原作でも屈指の人気を誇るキャラクター・財津を演じるにあたり、内山は「彼のセリフは独特な言い回しが多くてどういう風に表現していくべきか悩んだ」と明かしつつ、「アニメーションならではの走りの表現をはじめとして『ひゃくえむ。』という作品がどのように映像化されるのか僕自身もとても楽しみにしています」と期待を寄せる。津田は「新しい領域のスポーツアニメが誕生したのではないでしょうか? スポ根ですが、より哲学的な、奥深い、魅力的な作品です。魚豊先生の描く世界で、個性の強い人物を演じさせていただけるのが光栄でした」と作品の魅力をアピールした。
6月8日よりフランスで開催中のアニメーション映画祭・アヌシー国際アニメーション映画祭2025では、現地時間6月12日に本作のワールドプレミアが行われ、およそ420席が満席に。岩井澤は「100m走は、ただまっすぐに走るシンプルなスポーツなので表現するのが難しかったですが、楽しんでもらえるようにすごく考え抜いて、がんばって作りました」と観客に向けて語った。
またスタジオジブリ作品などの北米配給で知られる映画会社GKIDSが、本作に共同出資し、北米配給を担うことが決定。2025年10月に北米公開される。GKIDS社長のデヴィッド・ジェステット氏は「『ひゃくえむ。』にパートナーとして参加し、この素晴らしい映画を北米にお届けできることを大変光栄に思います。この新しいスポーツ映画を早く皆様にお届けできるのを楽しみにしています」とコメントしている。
「ひゃくえむ。」は9月19日より全国ロードショー。
内山昂輝 コメント
財津の声を担当した内山昂輝です。彼のセリフは独特な言い回しが多くてどういう風に表現していくべきか悩んだのですが岩井澤監督から丁寧に演出していただいて物語の最後まで走り抜けました。アニメーションならではの走りの表現をはじめとして「ひゃくえむ。」という作品がどのように映像化されるのか僕自身もとても楽しみにしています。ぜひ劇場でご覧ください!
津田健次郎 コメント
新しい領域のスポーツアニメが誕生したのではないでしょうか? スポ根ですが、より哲学的な、奥深い、魅力的な作品です。魚豊先生の描く世界で、個性の強い人物を演じさせていただけるのが光栄でした。なるべく丁寧に、でも躍動感を失わず演じようと心掛けました。今までに無いスポーツアニメ、ご期待ください。ぜひ劇場で!
©魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会