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新宿梁山泊「愛の乞食」「アリババ」スタート、金守珍が安田章大を絶賛「才能のかたまり」

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新宿梁山泊 第79回公演 唐十郎初期作品連続上演「愛の乞食」「アリババ」より。(撮影:石澤瑤祠)

SUPER EIGHTの安田章大らが出演する、新宿梁山泊 第79回公演 唐十郎初期作品連続上演「愛の乞食」「アリババ」が、本日6月14日に東京・花園神社 境内 特設紫テントで開幕した。

新宿梁山泊の代表・金守珍が演出する本公演では、唐十郎が率いた状況劇場による1970年初演作「愛の乞食」、1966年初演作「アリババ」を2作連続上演。安田は「愛の乞食」で生命保険会社に勤めるサラリーマンの田口と一本足の憲兵、「アリババ」で“黒い馬”を探す宿六を演じる。

昨日13日に行われた囲み取材には、安田と金が出席。2023年に上演された、THEATER MILANO-Za オープニングシリーズ COCOON PRODUCTION 2023「少女都市からの呼び声」でも安田とタッグを組んだ金は、安田の仕事ぶりを「ここまですごいとは」「才能のかたまり。動きもキレッキレだし、歌もすごい。スーパーアイドルであられる」と絶賛。また、安田が舞台出演のみならず、テント設営にも参加したことを明かした。

安田は「“テント役者”というものは、1つひとつ自分たちで作っていくんだということを学ばせていただきました」「観に来てくださった方は、『この席、安田が作ったのかも』と思いながら観てほしい」とコメント。さらに、「唐十郎さんの戯曲だからこそ、そして新宿梁山泊さんのステージだからこそ、自分が発揮できる、自分の肉体を使った表現の仕方、大病を患ったのちの表現の仕方、そしてサードステージに入った、サードライフになった自分自身の生き方を投影しながら、どれだけ唐十郎さんが持っている記憶の輪っかと、僕が持っている人生の輪っかをリンクさせて、挟まった間のところの色をより濃くできるのか、そして深さを持てるのかというところをしっかりと、新宿梁山泊の皆様と一緒に作っていけたらなと思っています」と真摯に語り、「この演劇は観るのではなく、体験型だと思います。ぜひお待ちしております」と観客に呼びかけた。

新宿梁山泊「愛の乞食」「アリババ」の公演は7月6日まで。なお8月から10月にかけては、金が演出し、安田らが出演する、Bunkamura Production 2025「アリババ」「愛の乞食」が上演される。

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