死テーマに、南極が“子どもの頃の自分に見せるつもりで”作る「ゆうがい地球ワンダーツアー」
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南極「ゆうがい地球ワンダーツアー」出演者
南極「ゆうがい地球ワンダーツアー」が9月4日から7日まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 小ホールにて上演される。
これは、“新進の表現者に、実験と発表の場を提供する新たな公募型のサポート制度”「彩芸ブロッサム」の2025年度採択アーティストである南極による公演。ある夜、少年の前に3人の異星人が現れる。彼らの星では誰も死ぬことを恐れておらず、彼らは“死ぬため”に地球旅行にやってきたと言い……。
上演に向けて脚本・演出を手がけるこんにち博士は「小学生の頃、死ぬことを異様に怖がっていました。自分が死ぬのも、身近な人が死ぬのも、想像するだけであまりにも怖かった。2012年で世界が滅亡するっていう噂を目にした日には失神してしまいそうでした。大人になったいま、死への恐怖を克服したとかそういうわけではなくてやっぱり死ぬのはずっとこわい。でも、子どものときは『死』というもののイメージがいまよりも鮮明だったように思います。『ゆうがい地球ワンダーツアー』では、僕にとって未知なる存在である『死』をテーマに、大人から子どもまで楽しめる演劇をつくろうと思っています。やっぱり特に子どもに見てもらいたいです。子どもの頃の自分に見せるつもりでつくります」とコメントした。
出演者には端栞里、古田絵夢、井上耕輔、ユガミノーマル、瀬安勇志、門田宗大、岡本ゆい、藤井憂憂、ミワチヒロ、佐伯ポインティが名を連ねた。
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