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イ・ジェフンの全力疾走が見れるのは「脱走」が最後?ク・ギョファンとそろって来日

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「脱走」ジャパンプレミアより、左からク・ギョファン、イ・ジェフン

映画「脱走」のジャパンプレミアが本日6月17日に東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストのイ・ジェフン、ク・ギョファン、監督のイ・ジョンピルが登壇した。

軍事境界線を警備する北朝鮮の部隊にスポットを当てた本作。命懸けで脱北を試みる軍曹と、彼を容赦なく追撃する軍少佐の駆け引きが描かれる。タイムリミット2日間で脱走に挑む軍曹ギュナムをイ・ジェフン、エリート少佐でギュナムの前に立ちはだかるヒョンサンをク・ギョファンが演じた。

客席のすぐ横を通りながらファンと交流したイ・ジェフンは「撮影やファンミーティングでは頻繁に日本を訪れていましたが、映画の公開に合わせた舞台挨拶に立つのはこれが初めて。皆さんとお会いすることができて本当にうれしい。わくわくしています。客席をいっぱいにしてくれて、夢を見ているようです」と挨拶する。第14回大阪アジアン映画祭(OAFF2019)以来、約6年ぶりの来日となったク・ギョファンは「映画を作っているときは、少しでも多くの観客に会いたいという気持ちで臨んでいます。こうして『脱走』を皆さんにお届けすることができて光栄です」とほほえんだ。

本作の撮影で「“脱走”したくなるほど大変だったシーンは?」と尋ねられたイ・ジェフンは、「とにかくずっと走り続けた。今にも息が止まりそうな瞬間ばかりで、まるで自分の限界を試しているような思いでした。捕まれば死を意味する。そのときの感情がこの映画には込められています」と述べ、「ここまで全力疾走する作品は、僕にとってこれが最後になると思います」と続けた。ク・ギョファンは「イ・ジェフンさんがひたすら走っているとき、僕は車の中で撮影していました。それがあまりにも申し訳なくてつらかったです」と明かした。

イベントでは、本作を気に入った俳優・竹中直人のビデオメッセージがスクリーンにかけられた。公式発表を控える作品で竹中と共演を果たしたイ・ジェフンは「小さい頃に『Shall we ダンス?』という作品で竹中さんのことを知り、『のだめカンタービレ』や多くの映画・ドラマの出演作を拝見してきました。竹中さんの演技はおなかを抱えるほど笑顔にさせてくれる。そんな竹中さんと共演できたことがとても不思議でしたし、現場では笑いが絶えませんでした。ぜひその作品も期待していただけたら」と述懐した。竹中のコメントは下記の通り。

最後にイ・ジェフンは「今この時間を僕は一生忘れないと思います。幸せな瞬間でした。ぜひ『脱走』を楽しんでください」、ク・ギョファンは「この瞬間を僕はずっと記憶して、思い出としてこの1日を残したいと思います」とメッセージを送り、イベントの幕を下ろした。

「脱走」は、6月20日より全国でロードショー。

竹中直人 コメント

イ・ジョンピル監督。そしてイ・ジェフン、そしてク・ギョファン。アニハセヨ。
ようこそ皆さん日本へ。私、竹中直人です。
「脱走」素晴らしい映画でした。
胸が締め付けられるというか、なんとも言えない愛にあふれた映画でもあり、そしてとてつもない疾走感。もう、ジェフンとギョファンのエネルギッシュな芝居に、ずっと私の眼は釘付けでした。
最高の映画を本当にありがとうございました。もう一度見たい映画です。
監督今度僕も使ってください。よろしくお願いします。
竹中直人でした。失礼します。

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