村井良大「“自分の芝居の総決算”のような感覚」、一人芝居「ザ・ポルターガイスト」詳細解禁
ステージ
ニュース

石井光三オフィスプロデュース「ザ・ポルターガイスト」チラシ表
村井良大が出演する、石井光三オフィスプロデュース「ザ・ポルターガイスト」の公演詳細が解禁された。
フィリップ・リドリー作「ザ・ポルターガイスト」は、2020年にイギリス・ロンドンで初演された一人芝居。日本では昨年、永田崇人の出演で初演された。今回の公演では、昨年公演に続き、村井雄が上演台本・演出を担当。村井良大が画家の主人公サーシャをはじめとする11人を演じ分ける。
公演に向け、村井良大は「この仕事を始めてもうすぐ20年。『ザ・ポルターガイスト』という初めての一人芝居は、まさに“自分の芝居の総決算”のような感覚です。僕は一人芝居の元祖は落語だと思っているんですが、そういうものも勉強しながら、今回、演出の村井雄さんと一緒にしっかりとした一人芝居を作れることがすごく嬉しいです! 10人以上のキャラクターが登場する中、メインで演じるサーシャは天才肌であるが故に少しねじまがってしまっている状態…なのかな? まだまだ解読中ですが、演出の村井さんは一人芝居を作るのに慣れてらっしゃるので頼もしいですし、パフォーミングアーツ的な作り方をされているところもすごく勉強になっています。『いろんな役を演じるけど、全部村井良大でもいいよ』の言葉を信じ、本当に“一瞬の体験”のような…ある意味、想像力のテーマパークのような、そんなフレッシュな感覚で楽しめる作品にできたらいいですね。新しい世界、まさに自分との戦いです」とコメント。
村井雄は「コロナ禍で執筆された本作には、ソーシャルディスタンス等による他者との隔絶によって、より深く自らを見詰め始め、そして追い詰め始めた私たちの姿が描かれている。主人公サーシャのとある一日を客席で見詰めながら、追い詰めながら、退路を断たれた私たちもまた、サーシャ同様、その答えに辿り着くのかも知れない」と語った。
本作は9月14日から21日まで東京・本多劇場で上演される。チケットの前売りは7月19日にスタート。
%play_3758_v2%