本田翼が志田未来をスルー?増子敦貴は岩瀬洋志にいたずら「北くんシェア」仲良し裏話
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ドラマ「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」制作発表会見にて、左からおいでやす小田、岩瀬洋志、本田翼、志田未来、増子敦貴
ドラマ「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」の制作発表会見が、本日6月20日に東京都内のスタジオで行われ、キャストの本田翼、志田未来、岩瀬洋志、増子敦貴(GENIC)、おいでやす小田が出席した。
榊こつぶの同名マンガをもとにした本作は、すべての人を虜にする“ナチュラルボーン天使の北くん”こと真中北と、彼に恋した男女3人の同棲生活を描いたシェアラブコメディ。北くんの愛を3等分ずつシェアする「33%の会」を結成した看護師・浅田南に本田、パン店で働く比留間東子に志田、書店員・西野悠に増子が扮し、北を岩瀬が演じる。
演じる役柄について、本田は「破天荒です。自分と比べても南ちゃんのほうが激しいですね」と紹介。「みんな元気な現場です」と笑顔を見せると、志田も「朝から夜までずっとにぎやかですよね」と応じる。そんな志田は今作でラブコメ初挑戦。「重いシーンの撮影がほとんどないんです。今までシリアスな場面の多い作品が多かったのですが、今回はずっと明るいです」と楽しんでいる様子をうかがわせた。
“すべての人に好かれる”という役どころの岩瀬は「笑顔を絶やさないことを大事にしています」と役作りへの意識を明かす。「普段はわりとサバサバした性格なんですけど、撮影期間中は意識してよく笑うようにしてます」と続ける岩瀬に対し、増子は「本人が思ってるよりもやわらかい雰囲気」、志田は「一番おしゃべり」と印象を述べていく。本田も「SNSで見つけた面白いギャグを披露してくれたり、笑いに貪欲」と言及すると、岩瀬は「関西出身っていうのもあると思いますが、皆さんフレンドリーだったので、たくさん話せたのかも」と照れながら話した。
現場の雰囲気について尋ねられると、増子は「本田さんをはじめ、皆さん本当に明るい。出会って10年目でしたっけ?ぐらいの空気感です」とコメント。本田の「そこまで!?」というツッコミには、「いや、5年ぐらいかな……」と苦笑しつつ、「会話のテンポ感にも仲の良さがあふれているはず。後半になるほど関係性がにじみ出てくると思います」と伝える。そんな4人を見守る警官役の小田は「最初は“シェア”という関係性に戸惑うけど、だんだん心境が変わっていきます。よく言えば『プリティ・ウーマン』のホテル支配人のような立ち位置。あんな演技はできないけど、機微に注目していただければ」とアピールした。
会見では、撮影中の“事件”を振り返るタレコミコーナーも。まずは志田の情報提供から。「本田さんと仲良くなりたくて、勇気を振り絞って“ほんつば”と呼びかけたのにスルーされた」という告白に対し、本田は「聞こえてました(笑)。でもクランクインして間もない頃だったので、志田さんなりの気遣いかなと思って。いじらず自然に返事するのが大人の嗜みかと……」と弁明する。その後“ほんつば”は現場で定着したようで、ほかにも岩瀬が「おは洋志」、増子が「ありがとうござい増子」と呼ばれるなど、ニックネームが飛び交ったという。そんな中、志田だけに呼び名がなかったと判明すると、本田が「昨日考えてみたんです。“お志田”ってどう?」と提案。志田は「気に入りました!」と即答し、うれしそうに受け入れていた。
さらに、増子が岩瀬に仕掛けた“マッサージ器具いたずら”のタレコミも飛び出す。岩瀬が休憩中に寝ていたところ、増子はわざとマッサージ器の空気圧を最大にして、岩瀬を起こすという行動に。岩瀬は「急に足に当てられて、バッと起きたら(増子が)ニッコニコで、動画も撮っていて。2回連続でやられました」と悔しそうに説明するが、増子は「かわいく起きてくださいました」と満足げ。小田が「その動画、どこかに出してよ」とリクエストするも、増子は「いや、ひとりで喜ぶので」と断り、現場の仲の良さを感じさせた。
「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」はカンテレ・フジテレビ系の「火ドラ★イレブン」枠で7月1日にスタート。脚本を「柚木さんちの四兄弟。」の荒井修子が手がけ、演出を星野和成、加藤綾佳、池田千尋、佐々木詳太、小林和紘が担当する。