マオリAB戦でチャンスを掴むのは誰だ? ウェールズ2連戦へと続く代表サバイバル!
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エディー・ジョーンズ日本代表HC
マオリ・オールブラックス戦までいよいよ1週間強である。6月16日にスタートした宮崎合宿も日に日に熱を帯びている。選手たちはエディー・ジョーンズHCが掲げる「超速ラグビー AS ONE」を体現しようと日々研鑽を積む中、代表サバイバルに身を置いている。
若きノンキャップメンバーはジョーンズHCが「セレクションキャンプ」と位置付けした5月20日~29日の菅平合宿から生き残ってきた。だが、まだサバイバルは序の口である。JAPAN XVとして『リポビタンDチャレンジカップ2025』マオリABと戦った後にはテストマッチが待っている。『リポビタンDチャレンジカップ』ウェールズ代表2連戦、8月末には『パシフィックネーションズカップ2025』がラインナップ。そして10月25日(土)・国立競技場での『リポビタンDチャレンジカップ』オーストラリア代表戦、『リポビタンDツアー2025』へと続くのだ。
6月12日のメンバー発表会見で、ジョーンズHCはマオリAB戦のメンバー編成についてこう言及した。
「『NTTリーグワン2024-25』プレーオフに出場した選手の大半は、今回プレータイムは必要ないということ。そのため、プレーオフに出場しなかった選手たちがマオリAB戦に出場する予定。例外はあるが、これが基本的な考え。プレーオフに出場した選手たちはウェールズ代表戦に向けた準備を進める」
『ラグビーワールドカップ』を経験したNO8ファカタヴァ アマト(リコーブラックラムズ東京)とCTB/WTBシオサイア・フィフィタ(トヨタヴェルブリッツ)は若いメンバーを引っ張る立場である。6月18日に追加招集された北村瞬太郎(静岡ブルーレヴズ)と土永旭(横浜キヤノンイーグルス)の両SHもこのチャンスを逃さないだろう。今回初招集されたSOサム・グリーン(静岡ブルーレヴズ)やCTBチャーリー・ローレンス(三菱重工相模原ダイナボアーズ)も楽しみな存在である。HO佐藤健次(埼玉パナソニックワイルドナイツ)やPR木原三四郎(東京サントリーサンゴリアス)、WTB植田和磨(コベルコ神戸スティーラーズ)の今春大学を卒業したアーリーエントリー組、唯一の大学生であるFB竹之下仁吾(明治大学)も虎視眈々。さらにキレキレステップのWTB石田吉平(横浜キヤノンイーグルス)に、SOでもFBでもセンスを感じさせる中楠一期(リコーブラックラムズ東京)、大ケガから帰って来たFBメイン平(リコーブラックラムズ東京)などなど、期待される選手を挙げれば枚挙にいとまがない。
果たして、誰がマオリAB戦でチャンスを掴み、その後のウェールズ2連戦へつなぐのか。『リポビタンDチャレンジカップ2025』JAPAN XV×マオリ・オールブラックスは6月28日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。『リポビタンDチャレンジカップ2025』日本代表×ウェールズ代表は7月5日(土)・ミクニワールドスタジアム北九州、12日(土)・ノエビアスタジアム神戸にて開催。チケット発売中。
リポビタンDチャレンジカップ2025のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2559464