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アクラム・カーン・カンパニーが2027年3月で活動終了、埼玉で「ジャングル・ブック」本日開幕

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去る6月12日にアクラム・カーン・カンパニーが、2027年3月にツアーを終了する「Thikra: Night of Remembering」をもって活動を終了することを発表した。

活動終了はアクラム・カーンとファルーク・チョードリーの声明として、アクラム・カーン・カンパニーの公式サイト内で発表された。アクラム・カーン・カンパニーは2000年に設立。バングラデシュ系イギリス人のカーンは、幼少期に習ったインドの伝統舞踊カタックと、十代の頃に出会ったコンテンポラリーダンスを融合させた作風で人気を博し、2012年ロンドンオリンピックの開会式ではダンスパートの振付・演出・出演を担った。また、さまざまなジャンルのアーティストとのコラボレートでも知られ、シディ・ラルビ・シェルカウイ、シルヴィ・ギエム、イスラエル・ガルバンらと協働。2012年のローレンス・オリヴィエ賞ではソロ作品「DESH」が最優秀ニュー・ダンス・プロダクション賞を受賞した。

「Thikra: Night of Remembering」は今年1月にサウジアラビアの砂漠のオアシス、アルウラで初演された作品で、6月末には屋内上演のための改訂版が開幕し、世界ツアーを回る。公式サイトでは、本作がカンパニーからの最後の贈り物であること、カンパニーとしての活動終了がさらなる成長・発展のための決断であることが記されると共に、これまでの感謝と彼らが次の章へと進むことが伝えられた。

なお、本日6月20日には、アクラム・カーン・カンパニー出演によるアクラム・カーン「ジャングル・ブック」が埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホールで開幕。埼玉公演は明日21日までとなり、その後、28日に愛知・愛知県芸術劇場 大ホールでも上演される。