「PARCO デジタル・アーカイブ・シアター」開催、「蒙古が襲来」含む5作を上映
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「蒙古が襲来」より。(撮影:細野晋司)
「PARCO デジタル・アーカイブ・シアター 2025」が、7月12日から21日まで東京・PARCO劇場で開催される。
これは、8Kで収録された舞台作品を劇場の大スクリーンで上映するイベント。観客は、カット割りを施さないロングショットによる高画質映像で、等身大に映し出された俳優たちの動きや、舞台全体の演出を自由な視点で楽しむことができる。上映作品には、「蒙古が襲来」「笑いの大学」「桜の園」「リア王」「オーランド」という、いずれもPARCOプロデュースの5作品がラインナップされた。
またPARCO劇場では、「EPAD Re LIVE THEATER in PARCO~時を超える舞台映像の世界~」を23日から27日まで開催。こちらでは、EPADの収蔵アーカイブより、ケムリ研究室 no.3「眠くなっちゃった」、蜷川幸雄七回忌追悼公演「ムサシ」、東京芸術劇場「気づかいルーシー」、イキウメ「奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話」、こまつ座 「母と暮せば」が上映される。
さらに7月25日には、PARCO&EPAD 特別上映企画として、ピーター・ブルックの生誕100周年を記念し、ブルックの「マハーバーラタ 8K 修復版」の8K高画質上映が行われる。いずれの上映イベントも、チケットの予約受付は6月28日にスタート。
「PARCO デジタル・アーカイブ・シアター 2025」
2025年7月12日(土)~21日(月・祝)
東京都 PARCO劇場
「蒙古が襲来」
作・演出:三谷幸喜
出演:相島一之、阿南健治、伊藤俊人、小原雅人、梶原善、甲本雅裕、小林隆、近藤芳正、谷川清美、西田薫、西村まさ彦、野仲イサオ、宮地雅子、吉田羊
「笑の大学」
作・演出:三谷幸喜
出演:内野聖陽、瀬戸康史
「桜の園」
作:アントン・チェーホフ
英語版台本:サイモン・スティーヴンス
翻訳:広田敦郎
演出:ショーン・ホームズ
出演:原田美枝子、八嶋智人、成河、安藤玉恵、川島海荷、前原滉、川上友里、竪山隼太、天野はな、市川しんぺー / 松尾貴史、村井國夫
「リア王」
作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:ショーン・ホームズ
出演:段田安則、小池徹平、上白石萌歌、江口のりこ、田畑智子、玉置玲央、入野自由、前原滉、盛隆二、平田敦子 / 高橋克実、浅野和之
「オーランド」
原作:ヴァージニア・ウルフ
翻案:岩切正一郎
演出:栗山民也
出演:宮沢りえ、ウエンツ瑛士、河内大和、谷田歩、山崎一
生演奏:越川歩
「EPAD Re LIVE THEATER in PARCO~時を超える舞台映像の世界~」
2025年7月23日(水)~27日(日)
東京都 PARCO劇場
ケムリ研究室 no.3「眠くなっちゃった」
2025年7月24日(木)18:00~
【ユニバーサル上映】蜷川幸雄七回忌追悼公演「ムサシ」
2025年7月26日(土)12:00~
【ユニバーサル上映】東京芸術劇場「気づかいルーシー」(2022)
2025年7月26日(土)18:00~
イキウメ「奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話」
2025年7月27日(日)14:00~
上映後アフタートーク
出演:前川知大、福井健策
聞き手:濱田元子
こまつ座「母と暮せば」
2025年7月27日(日)18:30~
PARCO & EPAD 特別上映企画 ピーター・ブルック生誕100周年記念 ピーター・ブルックの「マハーバーラタ 8K 修復版」
2025年7月25日(金)
東京都 PARCO劇場
演出:ピーター・ブルック
脚本:ピーター・ブルック、ジャン=クロード・カリエール、マリー=エレーヌ・エティエンヌ
出演:ピーター・ブルック・カンパニー