「でっちあげ」胸くそ悪いショート動画4本公開、“ピノキオ”という体罰シーンも
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「でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男」より、左から柴咲コウ演じる氷室律子、綾野剛演じる薮下誠一、亀梨和也演じる鳴海三千彦
綾野剛が主演を務める映画「でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男」のショート動画4本がYouTubeで解禁された。
福田ますみのルポルタージュ「でっちあげ 福岡『殺人教師』事件の真相」を原作とする本作。児童への体罰で告発された小学校教諭・薮下誠一が、法廷で「すべて事実無根の“でっちあげ”」と完全否認することから物語が展開していく。薮下を綾野が演じ、体罰を受けたとされる児童の母・氷室律子に柴咲コウ、薮下を追う記者・鳴海三千彦に亀梨和也が扮した。
映像は、登場人物全員が「それぞれの正義」を掲げて言動する“胸くそ悪い”本編シーンの一部を切り取ったもの。「最悪の教師編」には、ゴミを見るような目をしながら児童を突き倒す“アタマバーン”、鼻を強く引っ張る“ピノキオ”、耳を強く引っ張る“うさぎさん”といった薮下による凄惨ないじめの一端が収められた。
また、校長や保護者の父親が「体罰しているんですよね?」「言ったんだろ?」と薮下に容赦ない言葉をぶつける「疑惑の教師編」、鋭い眼光で薮下を見つめ糾弾する律子を捉えた「訴える保護者編」、実名報道に踏み切った鳴海をフィーチャーした「追及するマスコミ編」が公開された。
三池崇史監督作「でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男」は、6月27日より全国でロードショー。
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