有田模範が主宰する人文借景の旗揚げ公演「若者は退屈している」
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人文借景「若者は退屈している」ビジュアル
人文借景「若者は退屈している」が6月27日から30日まで東京・早稲田小劇場どらま館にて上演される。
これは、有田模範が主宰する人文借景の旗揚げ公演。“人文学の産物を背景として新たな演劇を上演する”のテーマのもと、今回は有田が脚本・演出を手がける表題作のほか、大友爽太郎による「21st Century Girls」、高野希による「花潮木家ッ!!」の3作が披露される。
上演に向けて有田は「人文借景とは、『人文学の産物を背景として演劇をする』ことを表す造語です。借景とは造園技法のひとつで、庭園の外側の景色を庭園の構成要素として取り込むことを意味します。そのため、人文借景が上演において目指すものは人文学の平面的なコラージュではありません。参考作品の切り貼りではありません。上演を通して、参考作品のテクストを編むことを目指しています。人文借景は、そうして編まれたテクストの交差点に劇場があると考えているのです」とコメントした。
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