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Aぇ! group・正門良規が解く『Immersive Museum OSAKA 2025』の楽しみ方

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撮影:福家信哉

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取材・文:岩本

大阪・堂島リバーフォーラムで開催中の『Immersive Museum OSAKA 2025』。今年は「“印象派と浮世絵”ゴッホと北斎、モネと広重」をコンセプトに、最新のテクノロジーで作品世界を蘇らせるだけでなく、名画の成り立ちや背景なども紹介。まるで名画の中を散歩するような没入体験はもちろん、画家たちが過ごした時代にタイムトリップしたような感覚も楽しめる。昨年に続いて『Immersive Museum OSAKA 2025』公式アンバサダーに就任したAぇ! group・正門良規に、本展の魅力を聞いた。

――2年連続でアンバサダーに就任されました。

就任のお知らせを聞いたときは嬉しかったですね。去年、初めて携わらせていただいて、体験させていただいて、すごく好きなエンターテインメントだなと思ったので、次はプライベートで行こうかな、なんて考えていました。それがこうしてまたアンバサダーとして関わることができて、幸せなことだなと思います。

――では、『Immersive Museum OSAKA 2025』の見どころを教えてください。

やっぱり世界を飛び越えたアートの交流です。誰もが一度は観たことがあるであろう名画が紹介されるのですが、画家たちがどうやってあの絵にたどり着いたのかという背景も知ることができます。100%の正解は描いた本人しかわかりませんが、「こうなんじゃないかな?」と考えることで、また名画の見え方とかも変わってくるはず。新しい芸術体験ができると思います。

――ゴッホと北斎、モネと広重、この4人のうち、正門さんが一つの作品になるとしたら、どの画家のどんな絵になりたいですか?

葛飾北斎の「富嶽三十六景」です。すごくパンチがあるじゃないですか。波の描き方でも、今でこそ立ち上がった大波というのは主流というか、絵文字でも「波」といえばあの形の波が出てくるくらい認知度がありますが、当時は波をあんなふうに描くのは革命的やったらしくて。そういうパイオニア的なスタイルはかっこいいなと思うし、僕もそうなりたいなと思います。

――北斎という人物にも憧れますか?

ちょっと憧れるところがありますね。どうしようもない人やったみたいな話を聞いたことはありますが、絵にかける情熱や時間は半端ではなかったと思います。SUPER EIGHTの横山裕くんが舞台「北齋漫畫(ほくさいまんが)」(2019年上演)で北斎を演じられて、それで北斎の人となりをわかったつもりでいましたが、改めて『Immersive Museum OSAKA 2025』で作品を観て、すごい人生を歩んでいるんだなと思いました。こういうエンターテインメントの世界に身を置いている人間としては、あの熱量に憧れます。

――今年も音声ガイドのナレーションを担当されています。収録では、2回目の難しさとか、ありましたか?

2回目でわからなくなったんですよ。去年は関西弁が出たりして、僕のイントネーションでしゃべっていて、でもそれが「なんかいいね」と言っていただけたのですが、今年は割と完璧な標準語でしゃべっていたんですよね。なんか…、あの頃の正門を忘れ始めている(笑)。「東京に行って染まったんですか?」と言われても、「いやいや」とは言えないぐらい、僕らしさが物足りなかったら申し訳ないなと思うのですが、自然とそうなっていました。

――そうなんですね。昨年も来られた方はその違いも楽しんでもらいたいですね。では、アンバサダーとして、2年目だからこそやりたいことはありますか?

去年は、Aぇ! groupのメンバーは小島健しか連れて来られなかったので、今年は全員を連れて来たいですね。

――ちなみに小島さんはどういうリアクションをされていましたか?

ナレーションさせていただいた音声ガイドもちゃんと聞いてくれて、ほんまに一人で没入していました。『Immersive Museum』のお手本みたいな楽しみ方をしてくれて、「人ってこうやって没入するんや」って思いながら、横でその姿を見ていました。

――今年はメンバー全員を誘いたい。

誘いたいですね。

――メンバー全員で行ったとして、誰が一番長居をしそうだと思いますか?

リチャ(草間リチャード敬太)くん。

――即答でしたね。なぜリチャードさんと?

これという理由はないのですが、なんかじっと観ていそうだなって。リチャくんも結構絵が好きなんですよ。絵を描いたりもするし。どこまで美術館とかで絵画鑑賞をしているかはわかりませんが、没入している姿が一番想像つきました。

――では、最もおしゃべりしそうなのは誰だと思いますか?

さのすえ(佐野晶哉と末澤誠也)。

――こちらも即答でしたね。

ああだこうだ言いながら、楽しそうに観ていると思います(笑)。

――AIゴッホやAI北斎に自画像を描いてもらうコーナーも人気ですね。正門さんも描いてもらいましたが、いかがでしたか?

ゴッホの雰囲気とか、北斎の絵の特徴が伝わるので、彼らとの距離が近くなるという意味でもすごくいいなと思います。親しみやすくなりますよね。

――正門さんはどちらが好きですか?

どっちが好きやろ。アイコンにしたいのはゴッホで、待ち受けにしたいのは北斎かな。ゴッホは結構忠実に描かれた正門のアー写やったので、待ち受けを自分の顔面にするのは恥ずかしい。北斎の方は雰囲気が出ていて、かっこよかったので。そんな感じですかね。

――正門さんが今日の気分で自画像を描くとしたら、どんな色遣いにしますか?

今日の気分ですよね? 今日の気分やったら…白、黄色、青の3色。衣装が白やし、お天気が良いので黄色は太陽。青は僕のメンバーカラーです。

――では、普段の生活の中でアートを感じる瞬間はありますか。

最近、地元の写真を何枚か撮りました。今の景色を残しておきたいなと思って。散歩が好きなので、散歩がてらにお花がきれいやなと思って写真を撮ったりしていたけど、街の風景はあんまり撮っていなくて。地元を離れて戻ってくると、テンションも上がりますし、懐かしさもあるからかな。地元の外に出て初めてわかることもありました。

――最後に、『Immersive Museum OSAKA 2025』に一人で行くか、みんなで行くか、それぞれの楽しみ方を教えてください。

一番の違いは、誰かと行ったら写真の撮り合いっこができることかな。フォトタイムがあるので。でも、作品だけ撮るもよし、自分を撮るもよし、友達を撮るもよし、みんなで一緒に撮るもよし。アートの世界に没入したら、自分とアートだけというような感覚になっちゃうので、一人で来ても、みんなで来ても、楽しめます!

<公演情報>
『Immersive Museum OSAKA 2025』

©Bridgeman Images/amanaimages

日程:9月5日(金)まで開催中 ※6月24日(火)~7月3日(木)を除く
時間:10:00~20:00(19:00最終入場)
会場:堂島リバーフォーラム

料金: ※8月12日(火)~22日(金)の平日は全日土日祝料金になります。
《前売》
一般平日2500円、土日祝2700円
中・高校生1800円
小学生800円
障がい者割引2000円
天空美術館特別セット券 一般-3300円
天空美術館特別セット券 中・高校生-2200円(要学生証)

《当日》
一般平日2700円、土日祝2900円
中・高校生2000円
小学生1000円
障がい者割引2200円
天空美術館特別セット券 一般-3500円
天空美術館特別セット券 中・高校生-2200円(要学生証)

年齢制限:
小学生以上チケット必要、未就学児は保護者同伴に限り2人まで入場無料。小学生以下のお子様のみでの入場はお断りしております。必ず保護者の方と入場いただきますようお願いいたします。本人確認書類、学生証をご提示いただく場合がございます。

問い合わせ:キョードーインフォメーション■0570-200-888

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/search_all.do?kw=Immersive+Museum+OSAKA

公式サイト:
https://immersive-museum-osaka.jp/

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