ゴダールの遺作「シナリオ」劇場上映が決定、自ら選んだ安楽死の前日にも撮影
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「シナリオ」ポスタービジュアル
ジャン=リュック・ゴダールの遺作「シナリオ」が、9月5日より東京・Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シモキタ - エキマエ - シネマ「K2」、Strangerほか全国で順次上映される。
2022年9月13日、居住していたスイスで安楽死によって死去したゴダール。「シナリオ」はコラージュ技法による18分の本編と、ゴダール自身が制作のビジョンを語る36分の「シナリオ:予告篇の構想」の2部で構成された。ゴダールが自ら選んだ死の前日に撮影された映像も収められている。YouTubeではティザー予告が公開中。
日本から製作に参画したねこじゃらしが配給も担当。7月5日にはBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で先行上映が開催され、映画監督の黒沢清と、本作の撮影を担ったファブリス・アラーニョのトークも行われる。先行上映は7月4日より東京・新宿の王城ビルで開催される「《感情、表徴、情念 ゴダールの『イメージの本』について》展」との共同開催だ。なお、映画はメディア配信プラットフォーム・Roadsteadで独占販売中だ。
「シナリオ」特別先行上映会
2025年7月5日(土)東京都 Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
<ゲスト>
黒沢清 / ファブリス・アラーニョ
※上映時間やチケットの詳細は追って発表
©Écran noir productions - Arte France - Roadstead