ライブハウスの楽屋を舞台に漫才コンビの光と影を描く、友池創作プロジェクト「犬の刺客」

友池創作プロジェクト 第7回本公演「犬の刺客」が、7月29・30日に東京のOFF・OFFシアターで上演される。

友池さんとして活動する友池一彦が脚本・演出を手がける本作は、ライブハウスの楽屋を舞台に、漫才コンビの光と影を描くワンシチュエーション会話劇。“犬の刺客”は、一部のお笑いマニアの間で評判だったが、ブームに乗り切れず解散した。数年後、YouTubeで1日限りのコンビ復活企画が持ち上がるのだが……。

これまで男女コンビや女性コンビなどバージョン違いの公演が行われてきたが、今回はベテランコンビとしてリライトされる。後藤真一と原口誠がコンビを演じ、そのほか香苗、児玉アメリア彩、茉月りりこが出演する。

上演時間は約1時間35分。チケットの振込予約は6月28日12:00にスタート。

友池一彦コメント

僕自身、TVに憧れて芸人として活動をしてきた経験や辞めていった仲間たちを思い出して創作した物語です。今回は特にアラフォー世代の実力派俳優二人が演じてくれる事で、よりリアルな芸人の、そして仕事で悩む大人たちの生き様や悲哀を表現できると思います。

今の成功をした芸人さんや昭和の芸人さんを描いた作品は沢山見ますが、2000年代後半の「一発屋芸人ブーム」と呼ばれた頃の渦中にいた芸人の姿やその後を描いた作品は他にないと思います。こんな芸人の姿もあるんだと知ってもらえたり、仕事や人生で悩む人の希望になる作品になればと思って稽古に励んでいます。

劇中の漫才も本気で書き下ろしています！ お笑い好きの方にも演劇好きの方にも観て頂きたいです。