長谷川朋史の監督作「架空書影。」予告、峰平朔良が未来から来た少女演じる
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「架空書影。」第1話「書架の物語」場面写真
「あらののはて」で知られる長谷川朋史が監督・脚本・美術・撮影を担った映画「架空書影。」の予告編、場面写真、キャストコメントが一挙到着した。
架空の小説をめぐる2つの物語で構成された本作。第1話「書架の物語」では、本に興味のない生徒会長・健一郎が、「本が禁止された未来の世界から来た」というツムギと図書室で出会う。第2話「埋めてくる」では、死んだ人気小説家の遺体を“絶対に見つからない場所”に埋めようとする者たちの姿が描かれた。両話で「Polar Night」の峰平朔良が主演を務めた。
第1話で、ツムギに惹かれていく健一郎に扮した井上遥は「長谷川監督が、織りなす世界観は唯一無二でスクリーンで観てるときっと惹き込まれると思います」とコメント。ツムギの秘密を知る謎のエージェント・浅香睦月役のすみぽん(高倉菫)は「何気ない言葉や沈黙の中に、ぎゅっと詰まった感情があります。最後の最後まで見逃せない展開になっています!」とつづる。第2話で人気小説家のゴーストライター・マリをそそのかす山田遊助を演じた高橋雄祐は「銃の手触り、土の匂い、車内の沈黙。1年経っても鮮明に思い出すことができるほど濃密な撮影でした」と現場を振り返った。
YouTubeで解禁された映像には、第1話でツムギと健一郎が図書館で言葉を交わすシーン、第2話でマリが山田らとともに小説家の遺体を車で運ぶ様子が映し出される。場面写真は各話5点ずつ解禁された。
「架空書影。」は、7月26日から2週間限定で東京の池袋シネマ・ロサにてレイトショー上映される。
※高橋雄祐の高は、はしごだかが正式表記
井上遥 コメント
「書架の物語」は僕にとってデビュー作になります。長谷川監督が、織りなす世界観は唯一無二でスクリーンで観てるときっと惹き込まれると思います。
1冊の本を巡り時空を超えて人と人とが巡り合っていくのですが、ちょっぴり寂しく、でも初々しくもあり、人間の不器用な部分も繊細に描かれてて、短編でも満足感はとてもあります。それぞれ見てくれた方は見終わった後、持ち帰るものがきっとあると思います。是非ご覧ください。
すみぽん(高倉菫)コメント
本が好きってだけで、なんかちょっと特別な出会いがあると思います。「書架の物語」は、過去と現在がいつの間にか繋がっていく、静かで不思議な映画です。何気ない言葉や沈黙の中に、ぎゅっと詰まった感情があります。
最後の最後まで見逃せない展開になっています! この物語を沢山の人に観ていただきたいです。
7/26から池袋シネマ・ロサで2週間限定公開です!
高橋雄祐 コメント
銃の手触り、土の匂い、車内の沈黙。1年経っても鮮明に思い出すことができるほど濃密な撮影でした。しかしその記憶は確かなものなのか、架空のものなのか。劇場で観たらあのときと同じ感覚が湧き上がるだろうか、それとも別のなにかを感じるだろうか。劇場公開とても楽しみにしています。多くの方に見ていただけたら嬉しいです。
©︎ソフィアコレクション・ルーツシネマ・長谷川朋史