マオリAB戦へ若きノンキャップメンバーがズラリ! 下川主将「ジャパンファーストを体現する」
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下川甲嗣 (C)スエイシナオヨシ
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すべて見る17名のノンキャップメンバーがズラリと並んだ。6月26日、『リポビタンDチャレンジカップ2025』マオリ・オールブラックス戦に臨むJAPAN XVのメンバー発表会見が実施された。今回ヘッドコーチ代行を務めるニール・ハットリーコーチングコーディネーターはメンバー編成についてこうコメントした。
「エディー・ジョーンズHCからプラン、大枠を提示された。『リーグワン』のプレーオフに出ていたトップ4の選手たちが遅れて合流したこともあり、最初から参加したメンバーで現時点のベストメンバーを選んだ。遅れて合流した選手たちはウェールズ戦に臨む日本代表にベストのコンディションを整えていく。日々のトレーニングを見てコンディションなどコーチ陣で吟味してメンバーを選出した」
ハットリーHC代行はマオリAB戦のフォーカスポイントを口にした。
「勝つことが第一。アタックでは昨季からの積み上げができているか見たい。ディフェンスでは新しく取り組んでいることがどれだけ試合で出せるか見たい。昨季、ディフェンス面で課題が残ったので、新たなに取り組んでいることを出せるか見てみたい」
オンライン会見にはゲームキャプテンを務めるFL下川甲嗣も出席。試合のポイントについて言及した。
「かなりフレッシュなメンバー。今週から合流した選手もメンバーに入っていて、限られた時間の中でジャパンがウェールズ戦、その先を見据えた戦いをする中、今季超速を掲げているので、テンポやテンポのスタートとなるブレイクダウンのところを、フィジカルの強いマオリにこっちから仕掛けたい。仕掛けることで得点のチャンスを掴めると思うので、まずスタートの15分のところで仕掛けられればと思う」
下川はジャパンファーストの姿勢の重要性を説いた。
「今回入っているメンバー全員がアピールの場だと思っているし、次の日本代表に選ばれたい気持ちがある。チームパフォーマンスの中で自分のプレーを出せるか。マオリ戦は選手個々がアピールしていく面があるし、チームとして結果を出すことが重要。僕個人としてはフィールドの中でジャパンファーストを体現していくことが一番大事かと思っている」
JAPAN XVの試合登録メンバーは以下の通り。
1小林賢太(東京サントリーサンゴリアス)
2江良颯(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)
3竹内柊平(-)
4エピネリ・ウルイヴァイティ(三菱重工相模原ダイナボアーズ)
5ワイサケ・ララトゥブア(コベルコ神戸スティーラーズ)
6ヴェティ・トゥポウ(静岡ブルーレヴズ)
7下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)
8青木恵斗(トヨタヴェルブリッツ)
9福田健太(東京サントリーサンゴリアス)
10サム・グリーン(静岡ブルーレヴズ)
11植田和磨(コベルコ神戸スティーラーズ)
12チャーリー・ローレンス(三菱重工相模原ダイナボアーズ)
13シオサイア・フィフィタ(トヨタヴェルブリッツ)
14メイン平(リコーブラックラムズ東京)
15竹之下仁吾(明治大学)
16佐藤健次(埼玉パナソニックワイルドナイツ)
17木村星南(東芝ブレイブルーパス東京)
18木原三四郎(東京サントリーサンゴリアス)
19山本秀(リコーブラックラムズ東京)
20木戸大士郎(東芝ブレイブルーパス東京)
21北村瞬太郎(静岡ブルーレヴズ)
22中楠一期(リコーブラックラムズ東京)
23ハラトア・ヴァイレア(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)
『リポビタンDチャレンジカップ2025』JAPAN XV×マオリ・オールブラックスは6月28日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。『リポビタンDチャレンジカップ2025』日本代表×ウェールズ代表は7月5日(土)・ミクニワールドスタジアム北九州、12日(土)・ノエビアスタジアム神戸にて開催。ウェールズ戦初戦のチケットは予定枚数終了。マオリAB戦とウェールズ戦第2戦のチケットは発売中。試合の模様はBS日テレにて生中継。
リポビタンDチャレンジカップ2025のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2559464
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