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ぴあ 総合TOP > 今年のテーマは“神話”「ピーター・パン」3度目の出演に山﨑玲奈「限界まで役を追求したい」

今年のテーマは“神話”「ピーター・パン」3度目の出演に山﨑玲奈「限界まで役を追求したい」

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青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル「ピーター・パン」製作発表の様子。

山﨑玲奈が3度目のタイトルロールを務める青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル「ピーター・パン」の製作発表が、昨日6月25日に東京都内で行われた。

ホリプロ制作による「ピーター・パン」は1981年以来、上演が重ねられているミュージカル。45年目を迎える今年は、2023年と昨年に続いて、ピーター・パン役を山﨑、演出・振付を冨士山アネットの長谷川寧が務める。共演者には、いずれも初参加となるフック船長役の石井一孝、ウェンディ役の山口乃々華、タイガー・リリー役の七瀬恋彩、ダーリング夫人役の太田緑ロランスらが名を連ねた。

上演に向け山﨑は「3年連続で同じ役をやらせていただける機会はなかなかないと思うので、もっともっと自分の限界までピーター・パンという役を追求していきたい」と語り、「まだ『これがピーター・パンだ』という答えは見つかっていませんが、それを探すのがとても楽しいですし、これからの稽古でも研究に励もうと思います」と言葉に力を込める。

石井は「(山﨑)玲奈先輩の胸を借りるつもりでピーター・パンと向き合い、新しいフック船長、そして新しい『ピーター・パン』を作れるのではないかなと思っております」、山口は「女の子らしさ、かわいさ、やさしさ、温かさにプラスして、アクティブで興味があることには全力で突っ走る、そんなウェンディを目指してがんばっていきたいと思います」とコメント。

七瀬はタイガー・リリーとしての見どころを「やはり彼女がモリビトたちと一緒に踊るところだと思います。ネバーランドのエネルギーや野性味がすごく感じられるシーンだと思いますし、実際に舞台全体を広く使ったダイナミックな動きがたくさんあります」とアピール。太田は「最初に台本を読んだときには神経質なところもある、繊細なダーリング氏を支える優しい奥様、優しいお母さんといった印象でしたが、実際に立ち稽古をしてみますと『ここも面白くできるな』というところがあり、当初の予想よりは少しコミカルな楽しい家族になっているのではないかと思います」と期待を口にした。

「今年はテーマを“神話”にしたい」と言う長谷川は「新しいことに挑戦して、神話というテーマを置いたときになにが残せるのか、何がプラスされるのかを考えたい。ですから3年目を迎えても全然楽はできませんし、今も稽古に正面から取り組み、作っている最中です」と話した。

なお製作発表のあとには、「ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』なりきりコンテスト」の決勝ステージも実施され、出場者の子供たちが課題曲「アイム・フライング」を披露。山﨑も特別審査員として参加した。

公演は7月28日から8月6日まで東京・東京国際フォーラム ホールC、10・11日に群馬・高崎芸術劇場 大劇場、17日に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、22日から24日まで福岡・博多座で行われる。

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