「消えていくなら朝」戯曲を期間限定公開、蓬莱竜太「想像力を膨らませながら、劇場に足を運んで」

シリーズ「光景-ここから先へと-」Vol.3「消えていくなら朝」の戯曲が、新国立劇場の公式サイトにて期間限定で公開される。

「消えていくなら朝」は、蓬莱竜太が2018年に新国立劇場に書き下ろした作品。今回は、すべての出演者をオーディションで決定するフルオーディション企画第7弾として、蓬莱自身の演出で上演され、大谷亮介、大沼百合子、関口アナン、田実陽子、坂東希、松本哲也が出演する。

戯曲の公開は、本日6月27日から7月9日23:59まで行われる。戯曲の公開に際し、蓬莱は「海外には初日の前に戯曲が発売され、それを読んで、役者がそれをどう演じているのか、どう演出されているのかを楽しみに観劇するという文化があります。読んだ戯曲がどう立体的に立ち上がっているのか、そこにも演劇の楽しさがあります。日本では中々実現しないケースですので、是非これを機会にそういう観劇の楽しみ方を味わってもらいたいです。想像力を膨らませながら、劇場に足を運んで頂けると嬉しいです」とコメントした。

「消えていくなら朝」の公演は、7月10日から27日まで東京・新国立劇場 小劇場にて。