「わたしは最悪。」ヨアキム・トリアー最新作の海外版予告解禁、国内ではギャガ配給
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「Sentimental Value(英題)」場面写真 photo-Kasper-Tuxen
「わたしは最悪。」「テルマ」で知られるヨアキム・トリアーの最新作「Sentimental Value(英題)」の海外版トレイラーがYouTubeで解禁。国内ではギャガ配給のもと公開を予定していることがわかった。
本作はかつてカリスマと名を馳せた映画監督を父に持つ舞台女優ノラの物語。疎遠になっていた父親から映画のオファーを受けたノラだったが、彼女は誘いを断る。そして父親はその役を若く熱心なハリウッドスターに譲るのだった。ノラは妹ともに父親との複雑な関係に直面し、その渦中にアメリカ人のスターが紛れ込む。予告には、ノラが「あの人とは働けない。会話にならないの」「父は難しい人だから」と語る姿も。
今年の第78回カンヌ国際映画祭では最長の約19分のスタンディングオベーションを巻き起こし、コンペティション部門のグランプリを受賞。「わたしは最悪。」のレナーテ・レインスヴェがノラを演じ、ドラマ「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」のステラン・スカルスガルドが父親に扮している。共演はインガ・イブスドッテル・リッレオース、エル・ファニング、アンデルシュ・ダニエルセン・リーら。
日本での公開時期は未定のため続報を待とう。