悪魔と戦ったある女性の記憶…「サタンがおまえを待っている」予告編が公開

1980年代に北米を襲った“サタニック・パニック”の真相に迫るドキュメンタリー映画「サタンがおまえを待っている」の本予告がYouTubeで解禁された。

1980年に発行された書籍「ミシェル・リメンバーズ」には、ミシェル・スミスという女性が幼少期に体験したと語る残虐な悪魔崇拝儀式の内容が、精神科医ローレンス・パズダーによって記されている。当時のアメリカでは、この本をきっかけに「幼い頃、悪魔崇拝の儀式の生贄に捧げられた」という告発が相次ぎ、“サタニック・パニック”と呼ばれる騒動にまで発展した。本作では、さまざまな角度から悪魔崇拝とパニックの真相に切り込んでいく。

スミスの証言や当時の騒動の模様など、貴重なアーカイブ映像で構成された本予告。悪魔的儀式に関する告発を事実と認めるスミスの様子や、サタン教会の開祖アントン・ラヴェイの姿、さらにはパニックに関わる重要事件の1つ、マクマーティン保育園裁判の写真などが確認できる。ポスターには中央にスミス、その背後にローレンスが描かれており、「地獄の門を開けた二人」というコピーが添えられた。悪魔の象徴である逆さのペンタグラムや悪魔の数字“666”も配置されている。

「サタンがおまえを待っている」は8月8日より東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。監督はスティーヴ・J・アダムズとショーン・ホーラーが務めた。

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