日本選手権直前にアクシデント発生! 手負いのサニブラウンが100m強行出場を決意!!
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サニブラウン・アブデルハキーム
7月3日、『第109回日本陸上競技選手権大会』前日会見が実施された。男子100mにエントリーしているサニブラウン・アブデルハキームが負傷したことを明かした。
「正直なところで言うと、調子は結構上がってきたが、先月26日にアクシデントがあって、病院でMRとCTを撮って股関節の上の骨が骨挫傷ということで、試合を走るよりも安静にすることをすすめられた。全治3週間ということだったが、いち選手として、観に来てくれるお客さんや今まで応援してくれたこどもたちのために走らないといけないと思っている。できる限りの準備をして試合に臨もうと思っている」
ケガの詳細を聞かれると、サニブラウンはこのように説明した。
「練習の中でちょっとアクシデントがあって、思わぬ体勢で負荷がかかってしまって、病院へは週明け30日に行った。東京に帰って来て、なかなか痛みが引かなかったので。痛みが走りにどれだけ影響するか、ドリルや流し、足を上げる動作をすると痛みがある感じ」
サニブラウンは9月に控える『東京2025世界陸上競技選手権大会』への思いを口にした。
「『東京世界陸上』があって、自分が出場したいというものすごく強い思いがあるし、自分だけの競技生活ではないので、自分の意志も強いけど、観てくれる方、応援してくれる方のために、やらないといけない。大元は『パリ五輪』で決勝に残っていたら話が変わってくるが、残れなかったので、『日本選手権』に出てやるべきことをやる決断をした」
サニブラウンは予選・準決勝・決勝の3本のレースをどう走ろうと言うのか。
「最低限、ケガが悪化しないように、練習でやっているように体に負担を掛けないように走ることがキーになってくる」
ケガの悪化も危ぶまれるが、サニブラウンは「治る治らないではなく、『世界陸上』に向けてしっかり準備していくだけ」とキッパリ。
『第109回日本陸上競技選手権大会 兼 東京2025世界陸上 日本代表選手選考競技会』は7月4日(金)~6日(日)・国立競技場で開催。男子100m予選・準決勝は7月4日(金)、決勝は5日(土)に実施される。サニブラウンは桐生祥秀らとともに予選7組を走る。『日本選手権』の模様はNHK総合、NHK BSにて連日生中継。チケット発売中。
第109回日本陸上競技選手権大会兼東京2025世界陸上 日本代表選手選考競技会のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2558644
東京2025世界陸上競技選手権大会のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2453080&utm_source=pia&utm_medium=media1&utm_campaign=20250703
公式チケットインフォメーションサイト
https://tokyo25-lp.pia.jp/?utm_source=pia&utm_medium=media1&utm_campaign=20250701