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寺島しのぶ「おーい、応為」で長澤まさみの母役、大谷亮平・篠井英介・奥野瑛太も参加

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「おーい、応為」新キャスト。上段左から大谷亮平演じる初五郎、寺島しのぶ演じること。下段左から篠井英介演じる元吉、奥野瑛太演じる津軽の侍

長澤まさみが主演を務める映画「おーい、応為」の新キャスト4名が明らかに。寺島しのぶ、大谷亮平、篠井英介、奥野瑛太が出演するとわかった。

「MOTHER マザー」の大森立嗣が監督・脚本を担った同作では、江戸時代を代表する浮世絵師である葛飾北斎の娘・葛飾応為(かつしかおうい)が、親譲りの画才と豪胆さで世を駆け抜けていくさまが描かれる。長澤が自分の心に正直に生きる応為、永瀬正敏が北斎を演じ、高橋海人(King & Prince)が北斎の門下生で美人画を得意とする渓斎英泉(善次郎)に扮した。

寺島は応為の母であり北斎の妻・こと役を担う。彼女は病を抱える娘・お猶(おなお)と町外れに暮らす人物で、ひょうひょうとしながらも娘の心情を見抜き、揺るがぬ優しさもあわせ持つキャラクターだ。寺島が大森の現場に参加したのは、彼女の主演作で大森が助監督を務めた「赤目四十八瀧心中未遂」以来、約20年ぶり。寺島は「大森監督の迷いのない演出、長澤まさみさんとの2回目の共演、又うまくいってない夫婦を永瀬正敏さんと演じ、若松組でご一緒したスタッフの方々との撮影はとても楽しかったです」と撮影を振り返っている。

さらに大谷は北斎の門弟で売れっ子の絵師・初五郎(魚屋北渓)役、篠井は応為たちの近所に暮らす元吉役で出演。奥野は陸奥津軽家藩主・津軽越中守の使いとして、北斎に屏風画の依頼をする津軽の侍役に起用された。3名のコメントは後述の通り。

「おーい、応為」は10月17日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。

※高橋海人の高は、はしごだかが正式表記

寺島しのぶ コメント

京都での3日間の撮影。あっという間に終わってしまいました。
大森監督の迷いのない演出、長澤まさみさんとの2回目の共演、又うまくいってない夫婦を永瀬正敏さんと演じ、
若松組でご一緒したスタッフの方々との撮影はとても楽しかったです。

大谷亮平 コメント

撮影からある程度期間が経ったとはいえ初五郎という役を何を考えどう演じたかさえ忘れてしまう程に現場ではその瞬間に身を委ねていた様に思います。
目の前の風景をボーっと眺め、聞こえてくる自然豊かな音を味わいながら そんな感じでゆったりと、、潤沢な時間でした。

大森監督とは役をどう演じるかという事や、その他にも色々お話させて頂きましたが、とても興味深い内容のものが多く、今回監督の世界観に少しでも入れて頂いた事はとても意義のある体験でした。

篠井英介 コメント

公開おめでとうございます! 待ってました!
私は長屋の端唄、小唄のお師匠さん。日本の古典が大好きなのでこのお役嬉しい限りです。日本舞踊はお名取りな私ですがお三味線は先生が匙を投げるほどダメなので苦労しました(笑)。長澤まさみさんが素敵過ぎて緊張しました。私のお役がちょっとした映画のアクセントになっていたら本当に幸せです!

奥野瑛太 コメント

殿の命により葛飾北斎に屏風絵を依頼する津軽の侍を演じました。
大森組で時代劇! これだけでも楽しみで仕方なかったんですが、時代劇特有の言葉遣いに加え結構な津軽訛り。永瀬さん演じる北斎と長澤さん演じる応為のただならぬ迫力に自ずと吃ってしまって、今喋ってるこれが果たして正しい津軽弁なのかわからなくなってしまいました。
それくらい真に迫ったお二人の情熱と絵描きとしての姿にただただ圧倒されました。
お栄と父、応為と北斎。どこをどう切り取っても確かに存在する生活と生き様にずっと興奮しておりました。

©︎2025「おーい、応為」製作委員会